旅行・美術館・博物館

2023年11月 9日 (木)

彌彦神社 (新潟県弥彦村)  北方文化博物館 (新潟県新潟市江南区)

翌日、朝9時にルートインホテルを出発。ホテル近くの 「道の駅 新潟ふるさと村」 でお土産を購入後、車で30分くらいの距離にある 「越後一宮 彌彦神社」 へと向かう。

弥彦村にある彌彦神社は、約2400年前に創建。遥か万葉の昔から越後一宮として、多くの人々の信仰を集めてきました。 「おやひこさま」 と呼ばれて地元の人々に親しまれ、初詣には毎年20万人以上もの参拝者が訪れるとのこと。 新潟県屈指のパワースポットでもあり、広大な越後平野に聳える霊峰弥彦山をご神体とし、広い鎮守の森に包まれた境内は 神聖な空気に満ちています。古事記にも登場する彌彦神社は、出雲大社に匹敵する歴史を感じます。 参考として、奥州一宮 塩竈神社の創建は、約1500年前なのです。

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越後一宮 彌彦神社

広大な鎮守の森に包まれた彌彦神社参道。

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随神門とその先に見えるのが彌彦神社社殿

広大な鎮守の森の中の参道を進んで行くと、木々に囲まれた参道の先に堂々とした随神門が見えてきます。

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弥彦山を背景にした彌彦神社社殿

隋神門をくぐると突然視界がひらけ、荘厳な佇まいの社殿が現れます。辺り一帯は神秘的な空気が漂っていました。まさに、屈指のパワースポットと言えるでしょう。 さらに、注意したいのが参拝の作法。一般的な神社参拝の作法は、 「二礼二拍手一礼」 ですが、彌彦神社では「二礼四拍手一礼」 なのです。なんと、これは、9月に行った出雲大社と全く同じ参拝作法。いやー、驚きましたね。なにか神秘的な繋がりがあるのでしょう?

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弥彦山ロープウェイの大展望

こんな天候だったので、弥彦山に登ってもつまらないと思い、断念しました。非常に残念でした。

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北方文化博物館入口

午後からは、新潟市に戻り 「北方文化博物館」 に向かう。 

「北方文化博物館」 は、明治時代から昭和の時代にかけて、越後随一の大地主となった伊藤家の本邸を、博物館として遺構保存したものです。伊藤家の純日本式の豪壮な本邸は、国の登録有形文化財に指定されています。

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北方文化博物館の庭園

広い敷地一帯に展開する回遊式の庭園は見事でした。園内には、名石を配置してある茶室が五つもありました。いやー、素晴らしいの一言。

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一番の見どころ 「大広間」

なんと、100畳の広さ。美しい庭園に面した大広間は、冠婚葬祭など特別な行事だけに使われました。少し色付き始めた美しい庭園を見ながら、ずっと座っていたい感覚になります。

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大広間全景

書と絵画が素晴らしい!

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大広間を囲む廊下と庭園

この大広間の天井や柱などは、全て欅 (けやき) 造りだそうです。 欅の代表的な建物として、京都・清水寺の「清水の舞台」が挙げられるとのこと。凄いと思いました。

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朱鷺 (とき) の剥製

新潟と言えば「朱鷺」です!  剥製でしたが 初めて見ました。野生の朱鷺を見たくなりましたね。

本邸や集古館などでは、伊藤家が収集した素晴らしい美術品を観ることができます。

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2023年11月 6日 (月)

石油の里公園 (新潟県新潟市秋葉区)

先週、1泊2日で新潟県を車で旅行してきました。個人的に思い入れのあるマイナーな観光地を巡るという、気の向くままの一人旅。あいにくの天候でしたが、秋の新潟を満喫してきました。一泊したのは、車の時にいつも利用しているルートインホテルズのルートイン新潟インター。インターチェンジの近くで 「道の駅 新潟ふるさと村」 も目の前にあり、アクセスもバッチリでした。

最初に向かったのは、5~6年前から行きたいと思っていた憧れの地 「石油の里公園」 でした。

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「石油の里公園」には、国指定史跡の 「新津油田金津鉱場跡」 や 「石油の世界館」 、 「中野邸記念館」 などが点在しています。

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山林内の 「C7号油井」

公園内一帯は、大規模な油田地帯だったため、このような石油の採掘に使った高い櫓 (やぐら) が至る所に点在しています。「おぉー!凄い!」 と思わず声を上げてしまいました。見応えあり過ぎです。

最盛期 (明治末期~昭和初期) の新津油田の産油量は日本一で、全国の産油量の3割~4割を占めていたそうです。すごいですね!

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石油の里公園、金津鉱場跡に残る原油を貯めたタンク

石油産業遺産群のひとつで、このレンガ造りのタンクは 100年以上使われていたそうです。

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石油がしみ出す露頭

油田地帯である山林では、5~6ヶ所の 「石油がしみ出す露頭」 を見ることができます。

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石油がしみ出す露頭

黒くなっている部分。木の棒で削って臭いをかいでみると、石油臭がプンプンしました。驚きましたね。

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公園内ある 「石油の世界館」

なんと、入館料は無料でした。嬉しい限りです。(笑)

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石油の世界館内にて

ここでは、油田の歴史や石油が採掘されていた仕組みなどを学ぶことができます。

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大正時代末期の金津油田中心部 (石油の里公園) のジオラマ

右側の赤い部分が石油の世界館、上の山林が油田地帯、下が石油処理施設群。

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石油王と呼ばれた中野貫一の邸宅 「中野邸記念館」 にて

新潟県は、現在も日本一を誇る石油・天然ガスの産出県です。その基礎を築いたのが、石油王と呼ばれた中野貫一でした。

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同じく 石油の里公園内にある「中野邸記念館」 にて

裏山まで続く広大な敷地にある、約250坪の豪壮な邸宅は見応え充分。素晴らしかったです。中野家所有の江戸時代からの貴重な品々も展示されていて観ることができます。敷地内にある回遊式の庭園・泉恵園も見事でした。

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石油の里公園近くにある 「煮坪 (にえつぼ) 」

ここは、新津油田発祥の地である原油と天然ガスの湧出地。新津油田の全盛期までは、原油と天然ガスが沸々と吹き上がっていて、まるで物を煮炊きする音に似ていることから、この名が付いたとのこと。現在は、こんな感じですが 石油臭が漂っています。「越後七不思議」ひとつで、新潟市の指定文化財になっています。

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2023年10月22日 (日)

島根県立古代出雲歴史博物・稲佐の浜 (島根県出雲市)

出雲大社を見学した後、東隣にある島根県立古代出雲歴史博物に向かう。ここは、出雲大社の歴史や出雲市周辺から出土した貴重な青銅器・銅剣、銅矛など、圧巻の展示で有名な歴史博物館です。

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島根県立古代出雲歴史博物入口にて

10月13日からの企画展、「伊勢 (朝日の昇る聖地 神風の伊勢) と出雲 (夕日の沈む聖地 八雲立つ出雲) 」。素晴らしい企画展だと思いました。観たかったですね。

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島根県立古代出雲歴史博物の正面入口付近

後方の山は、聖地 「八雲山」。

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出雲大社の八足門前から出土した 「宇豆柱 (うづばしら) 」隣に展示されているのが 「心御柱 (しんのみはしら) 」

三本の柱を一本にまとめて巨大な柱にするという古代人の発想が素晴らしい!

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平安時代の出雲大社 御本殿の復元模型

出土した巨大柱や 『出雲国風土記』 などを基にして復元したものです。高さがなんと48メートル!黒丸の所が人間です。まさに高層神殿。規格外のスケール、迫力に圧倒されます。

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日本最多、358本の銅剣

出雲市の荒神谷遺跡 (こうじんだにいせき) から出土した弥生時代の銅剣で、その圧倒的な数・スケールに驚く! 壁に飾ってある黄金色の銅剣は、出土した銅剣をもとに復元されたものです。

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国宝の銅鐸 (どうたく)

こちらも弥生時代のもので出雲市周辺の遺跡から出土しました。

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聖なる祀りのベル、銅鐸

祀り・儀式の後に、埋められた当時の状況を再現したものです。

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出雲大社から車で5分くらいの距離にある稲佐 (いなさ) の浜

『古事記』 にも登場する稲佐の浜は、旧暦の10月・神在月に日本全国の八百万の神様を迎える浜なのです。出雲の聖地・パワースポットの一つと言ってもいいでしょう。
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日本海の絶景が広がる稲佐の浜は、日本渚100選にも選ばれていて、夏には海水浴が楽しめます。久しぶりに見た日本海でした。

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広島ラーメンと餃子のセット (1200円)

広島空港のラーメン店でいただいてきました。尾道ラーメンもありましたが、味はどうなんでしょうね?(笑)

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帰りは、広島空港発 19時20分の便。ビジネスマン風な乗客も多く満席状態でした。

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2023年10月16日 (月)

出雲大社 (島根県出雲市)

2日目は、2泊した相鉄フレッサインホテルを8時30分に出発。ホテル近くのレンタカーショップで車を借りて、島根県出雲市へドライブ。日本屈指のパワースポットとして名高い島根県随一の観光名所に向かう。広島市から出雲市からまでは、広島自動車道~中国自動車道~松江自動車道を通り 片道約170キロで約2時間30分という距離。思ったよりも遠かったので疲れました。(笑)

出雲大社は、『古事記』 (日本最古の歴史書)  にも登場する日本最古の神社です。縁結びの神様である大国主大神 (おおくにぬしのおおかみ) を祀っているため、年間250万人以上が良縁祈願に訪れる 「縁結びの聖地」 になっています。

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参道の入口の立つ 「勢溜 (せいだまり) の大鳥居」

御本殿にも近く、ここから参拝するのが定番になっているようです。

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参拝所の八足門 (やつあしもん) とその奥に見える三角形の大屋根の建物が国宝の「御本殿」

出雲大社の参拝・お参りは、「二礼四拍手一礼」という独特なものでした。

大国主命大神が鎮まる御本殿のある一帯は、聖域になっているため立ち入ることは出来ません。写真撮影も遠くからしか出来ないようでした。

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ハ足門の前にある巨大柱の発掘跡を示す石畳

三本の柱を一本にまとめて巨大な柱にしたものです。古代出雲大社の巨大な柱には圧倒されます。

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聖域である御本殿方面を望む

御本殿以外に八棟くらいの建物が立ち並んでいました。

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神楽殿の巨大な注連縄 (しめなわ) 

ここは、出雲大社でナンバーワンの撮影スポットになっています。

日本最大、大迫力の巨大な注連縄は、長さ14メートル、最大周囲8メートル、重さがなんと5.2トン!凄すぎます。

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境内にある大国主命大神の像 (ムスビの御神像) 

この一帯のオブジェは、大国主命大神が結びの神となる場面、因幡のシロウサギを助ける場面という神話の名シーンを表現しているとのこと。

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出雲大社 大鳥居の直ぐ近くにある 「竹野屋旅館」 

ここは、知る人ぞ知る、山下達郎さんの奥さん、竹内まりやさんの実家です。明治10年創業の老舗旅館で、竹内まりやさんは、四代目社長の娘さんとのこと。因みに、今は六代目社長が引き継いでいるとか。

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出雲蕎麦とおにぎりのセット (1100円)

神門通りにある出雲蕎麦の名店は、どこも混雑状態。仕方なく少し離れたところにある食堂でいただいてきました。出雲蕎麦は、割子蕎麦が基本。蕎麦の香りが高くて美味かったです。出雲蕎麦は、日本三大蕎麦の一つとして知られているそうです。

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2023年10月13日 (金)

宮島・弥山 (広島県廿日市市)

昼食後、世界遺産・宮島信仰の聖地 弥山 (みせん) に向かう。宮島の最高峰 (535メートル) の弥山は、約1200年前に弘法大師空海によって開基されました。手つかずの原始林が今も残る厳島神社の背後に展開する弥山は、奇跡の空間といえるでしょう。

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ここから、紅葉の名所 紅葉 (もみじ) 谷公園内を10分ほど登ると、宮島ロープウェイ紅葉谷駅に到着する。

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ロープウェイから獅子岩駅を望む

紅葉谷駅から二基のロープウェイを乗り継いで獅子岩展望台へと向かう。驚異の空中散歩。まるで空を歩いているかのように、瀬戸内海の島々や原生林の眺めが楽しめます。

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獅子岩展望台から弥山山頂を望む

厳島神社の背後に展開する手つかずの原生林は、世界遺産と同時に天然記念物にも指定されています。

ここから弥山山頂まで往復1時間の距離。一度谷底まで下ってから、山頂まで急な登りが続きます。往復1時間ですが、けっこう汗を絞られました。

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山頂の手前にある霊火堂

この霊火堂の向かい側に弥山本堂があります。

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これが霊火堂の中の 「消えずの火」  

弘法大師空海が修行のために使った護摩の火が、なんと、1200年以上たった今も燃え続けているという「奇跡の火」です。いやー、素晴らしい!感動しました。因みに、この火は、広島平和記念公園の「平和の火」の元火になっています。

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山頂手前のくぐり岩

山頂手前で現れる巨岩が折り重なってできた通称 「くぐり岩」。 ダイナミックなスケールに圧倒される。

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弥山山頂 (535メートル) に到着

巨岩・奇岩に圧倒されます。

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広々とした弥山山頂  山頂の展望台から撮影。

謎の巨岩・奇岩が展開する霊峰 弥山山頂は、神秘的な空気が漂っていた。

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弥山山頂から南側、周防大島方面を望む

遮ることのない360度の大パノラマは素晴らしい。海原に大小の島々が点々と浮かぶ瀬戸内海国立公園ならではの、穏やかな景色が一望できる。

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弥山山頂から南東側、江田島方面を望む

下に見える建物は、ロープウェイの終点獅子岩駅。

瀬戸内海国立公園の多島美が一望のもと。弥山山頂は、瀬戸内海国立公園の絶景ポイントです。

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本日は、ホテルに帰ってから近くにある  「エビスバー」 で、夕食がてらお酒をいただいてきました。やはり外せないのが「カキ」です。広島駅前店限定、殻付きカキのチーズ焼き、マヨグラタン焼き、コギール風などは絶品でした。美味かったです。

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グラスビールとハイボールを数杯飲んだ後に、〆のパスタと殻付きカキのチーズアオサ焼きをいただいてきました。いやー、カキ尽くしで大満足です。(笑)

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2023年10月 9日 (月)

宮島・厳島神社 (広島県廿日市市)

2日目は、日本三景の安芸の宮島を観光。国宝・世界遺産である厳島神社と弥山 (みせん) を巡るというゴールデンプラン。最初は、歴代の武将も信仰したという元祖パワースポット、厳島神社に行くことにしました。朝の9時頃ホテルを出発し、広島駅からJR山陽本線で宮島口へ。宮島口からはフェリーで厳島神社に向かう。

厳島神社の創建は、飛鳥時代。平安時代末期に平清盛が修造して現在の姿にしました。厳島神社の御神体は 島全体です。太古の昔から宮島は、 「神の島」 として崇められていたため、長い間 居住や農耕などが禁止されていました。なんと、今でも島にお墓はないのです。
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フェリーから望む弥山 (みせん)   約10分で宮島桟橋に到着  

弥山は古くから 「お釈迦様の寝姿」 (お釈迦様の顔) と言われてきました。写真左が弥山山頂で、その右の鞍部が 「目」 、次が 「鼻」 その次が「口」 だそうです。そう言われて見ると、確かにお釈迦様の寝姿 (顔) に見えて来ましたね!(笑)

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日本三景 (宮城 松島、京都 天橋立、広島 宮島) の一つ 安芸の宮島

厳島神社へは、観光桟橋の旅客ターミナルから歩いて10分くらいの距離です。

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宮島桟橋の広場に立つ平清盛公の像

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超定番の写真 満潮時で良かった!

瀬戸内海の青と大鳥居の赤のコントラストが美しい。これぞ日本三景・安芸の宮島!

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国宝の 「東回廊」 

ここは、大鳥居が眺められる絶景ポイント。朱色の柱が連続して続くさまは美しい。

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国宝の 「 火焼前 (ひたきまえ) 」

厳島神社で最も海に突き出た部分。境内屈指の撮影スポットになってます。

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客神社 (まろうどじんじゃ) と厳島神社五重塔

まるで神社全体が海に浮かんでいるように見えます。素晴らしいの一言!

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同じく客神社 (まろうどじんじゃ) と厳島神社五重塔

ここの右側に御本社の拝殿があります。拝殿前は、修学旅行の生徒たちと観光客で大混雑状態。近づくこともできなかったので、遠くから参拝してきました。やれやれ。

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干潮時の大鳥居

弥山から下山してきたら、なんと干潮になっていました。ご覧の通り景色は一変。驚きました。

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「宮島膳」 (2500円)

広島・宮島と言えば、外せないのがカキとアナゴです。そこで、カキ料理とあなごめしを一緒に味わえる 「宮島膳」 をいただいてきました。いやー、最高に美味しかったです。

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2023年10月 5日 (木)

平和記念資料館 (広島県広島市中区)

平和記念資料館は、「一発の原爆によって無差別に多数の命が奪われた事実、命の重さ、核兵器の非人道性」 をコンセプトに2019年にリニューアルされました。 

ここは、非常に重い場所です。あまりにもリアル (見方によってはグロテスク) 過ぎるので、見終わると気持ちがどっと落ち込み、ブルーを通り越してブラックになります。人間誰しも被爆すれば、熱線で焼けただれた皮膚を全身から引きずって歩き、水を求めながら死に、生き残ったとしても全身がケロイド火傷になり、死を待つしかなくなるのです。このようなものに一切触れることなく、美しいものだけに囲まれて一生を送ることも可能でしょう。しかし、これらのことに目を背けず、リアルな事実に正面から向き合う事も必要なのだと思いました。

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広島平和記念資料館入口

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導入展示 『被爆前の広島、失われた人々の暮らし』

爆心地から半径2.5キロの街全体を投影し、被爆の前後をCGで見事に再現しています。たった一発の原爆で瞬時に焦土と化してしまう様子が真上から見ることができます。衝撃的で見応えがあり過ぎました。

オバマ元大統領と一緒にここを訪れたジョン・ケリー元国務長官は、 「最も衝撃的で心を動かされたCGだった」 と述べていたそうです。

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『被爆の実相 (8月6日のヒロシマ) 』

いやー、ここは観るのが辛かったですね。言葉が出ませんでした!

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同じく 『被爆の実相 (8月6日のヒロシマ) 』

ご覧の通り、半分以上は外国の方。なかには、嗚咽しながら観ている外国人女性の方もいました。気持ちはよく理解できます。

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『被爆の実相 (被爆者・魂の叫び) 』

幼児から小・中学生の被爆者の遺品を遺影や被爆状況、残した言葉、家族の苦しみとともに紹介。このコーナーも涙なくしては観ることができませんでした。

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同じく 『被爆の実相 (被爆者・魂の叫び) 』

小・中学生の血で染まり切れ切れになった服が展示されていました。(涙)

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『被爆の実相  (熱線・放射線による被害)  』

黒い雨・ブラックレイン

『 炎から逃れる人々の上に黒い粘り気のある雨が降りました。 傷ついた人々は黒い雨に打たれながら、乾いた喉を潤すために雨粒を飲み込みました。 この黒い雨は放射能を帯びていました。』

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『被爆の実相  (熱線・放射線による被害)  』

猛烈な超高温の熱線によって融けた一升瓶やガラス容器、変形した金属の容器や自転車などが展示されていました。

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オバマ元大統領のメッセージと自らが折った鶴 二羽

ここで、安倍元首相と共に核兵器廃絶に向けたメッセージを記したとのこと。

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2023年10月 3日 (火)

原爆ドーム・平和記念公園 (広島県広島市中区)

先週、2泊3日で広島・島根を旅行してきました。三つの著名な世界遺産、国宝と人気の観光地を巡るという風の向くまま、気の向くままの一人旅。広島・島根には必見の世界遺産や歴史ある神社、外せない名物やグルメが盛りだくさん。JR広島駅前の相鉄フレッサインホテルにステイして、観光の王道コース巡ってきました。爽快な達成感と満足感のオンパレード。天候にも恵まれ、秋の旅を満喫してきました。でも、いつものように、かみさんは 家でネコとお留守番です。(笑)

1日目、仙台空港 → 広島空港 (リムジンバス) →JR広島駅→平和記念公園・平和記念資料館 → 相鉄フレッサインホテル広島駅前に泊。 2日目、JR広島駅 (JR山陽本線・フェリー) → 宮島・厳島神社 → 弥山 (みせん) ハイキング → 相鉄フレッサインホテル広島駅前に泊   3日目、広島駅前 (レンタカー) → 出雲大社 → 稲佐の浜 → JR広島駅 (リムジンバス) → 広島空港 → 仙台空港

広島空港から約50分、リムジンバスで やっとJR広島駅に到着。駅のコインロッカーに荷物をデポしてから、広島電鉄の路面電車で原爆ドーム・平和記念公園に向かう。

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まるで地下鉄のような路面電車 

広島市内を走る広島電鉄の路面電車は 市民の足。移動の基本になっています。

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広島平和記念公園、中心部全景  資料館二階から撮影

正面奥から原爆ドーム、原爆の子の像、平和の火、原爆死没者慰霊碑

この辺りは、かつて広島市随一の繁華街で、約1300世帯 4400人が暮らしていました。しかし、あろうことか、一発の原爆で全員が死亡。一帯は焦土と化した。その後、昭和30年に恒久平和を祈念する公園として再生されました。 写真の原爆戦没者慰霊碑のところにある「平和の灯」は、この世から核兵器が無くなるまで燃え続けているという・・・・・しかし、もはや核兵器がこの世から無くなることは、政治的にも物理的に不可能。では、このようなことを二度と繰り返さないためにはどうしたらいいのか??議論を尽くして真剣に考えなければならないと思いました。

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原爆死没者慰霊碑

わたくしも手を合わせて祈りを捧げてきました。中央にある石室の碑文には、 「安らかに眠ってください 過ちは繰返しませぬから」 と刻まれています。

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世界遺産、原爆ドーム

大正時代のモダンな建物が原爆により一瞬で大破! まさに 「被爆の惨禍を伝える歴史の証人」 。世界遺産に最も相応しいと思いました。

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南東方向から見る原爆ドーム

外からの見学は自由にできますが、厳重に柵で囲われているので入場は一切できません。

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南側から見る原爆ドーム

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被爆前のハイカラな洋館、旧広島県産業推奨館

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ほぼ同じ位置から撮影した原爆ドーム (旧広島県産業推奨館) 

原爆は、旧広島県産業推奨館のほぼ真上で爆発したため、職員は全員が即死。猛烈な熱線と爆風のため遺骨も残りませんでした。

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原爆ドームから南東に約160メートル離れたところにある爆心地の説明板。

修学旅行の生徒たちが真剣にメモをとっていた。ここの上空600メートルで原爆が炸裂。未曾有の大惨事になりました。

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元安橋のたもとにあるレストハウス

被爆前の面影を残す唯一の建物を改修・復元して現在の姿になりました。地下室は、被爆した当時のままの状態で残されていて、自由に見学ができます。一階はグッズショップ。二階、三階は資料館になっています。

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レストハウス資料館にて

被爆前の中島地区 (平和記念公園) が模型で再現されていました。黄色丸が現在地 (レストハウス) 、黒丸が旧広島県産業推奨館、赤丸が爆心地。正面が元安川と元安橋。

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2023年8月26日 (土)

奥日光 華厳ノ滝 (栃木県日光市)

鬼怒川プラザホテルに泊まった翌日は、車で40分くらいの距離にある奥日光を観光してきました。標高1270メートルで中禅寺湖のある奥日光は、真夏でも長袖シャツが必要なくらい涼しく、各国大使館の別荘地などがあり国際的な避暑地しとして栄えた名勝地です。

ある方のブログ記事で、 『「旅行の効能」として、効果的に疲れを癒すには遠距離旅行が良い。転地効果が発揮されて、開放感で心身がほぐれてリラックス、抗ストレス効果がある。非日常感を強く感じることができるのが、最大にストレスを発散する力がある。』 と紹介さていました。なるほど、おっしゃる通りです。わたくしも、ぴったり当てはまると思いました。

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華厳ノ滝エレベーター入口付近

岩盤掘削によって造られたエレベーターに乗って、100メートル下にある観爆展望台へと向かう。

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観瀑展望台より望む華厳ノ滝

97メートルの高さから轟音とともに流れ落ちる日本三名瀑のひとつ華厳の滝。圧巻の迫力と優雅さを兼ね備えた姿は、素晴らしいの一言。壮観・麗観・偉観などすべてが当てはまります。言葉が出ません。

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同じく観瀑展望台より望む華厳ノ滝

約二万年前の男体山の噴火によって、中禅寺湖と華厳の滝ができたとのこと。右側の方の断崖絶壁には、噴火の溶岩が冷えて固まってできた柱状節理を見ることができます。

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かみさんです。(笑)

記念写真は滅多に撮らないのですが、大迫力の絶景だったので思わず撮ってしまいました。

 

奥日光 華厳ノ滝   撮影した大迫力の動画を観てください。

 

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栃木県立日光自然博物館全景 (ネットの画像)

華厳ノ滝見学後、近くにある栃木県立日光自然博物館を観てきました。

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日光自然博物館内にて

自然系展示室と人文系展示室に分かれていて、奥日光の雄大な自然を体験し、奈良時代から始まる男体山と奥日光の歴史を学ぶことができます。

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同じく栃木県立日光自然博物館内にて

ここで驚いたのは、映画館のような大きさのシアターホールがあったことです。30分という短い時間でしたが、4Kハイビジョンの迫力ある映像と臨場感たっぷりのサウンドを楽しむことができました。素晴らしかったですね。

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同じく栃木県立日光自然博物館内にて

奥日光の自然を上手く再現していました。

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2023年7月29日 (土)

那覇市歴史博物館 (沖縄県那覇市)

沖縄旅行 4日目最終日。 

帰り支度をしてホテルを9時30分に出発。徒歩で10分くらいの距離にある那覇市歴史博物館に向かう。もうすでに30度を超える暑さ。強い日差しが朝から照り付けます。博物館に着いた頃には、汗びっしょりになっていました。やれやれ。

今回の沖縄旅行は、全国旅行支援が利用できました。2割引き+9,000円のクーポン券が付きますので、実質3割引くらいになり大変助かりました。

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那覇市歴史博物館 入口

ゆいレール (モノレール) の県庁前駅のすぐ近くにあります。

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内部の様子

ご覧のように「国宝展」を開催しているというのにガラガラでした。

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国宝 「琉球国王の玉冠」 細部に渡って精巧に復元されたレプリカです。

琉球王の即位儀礼や様々な国内儀礼の際に使用された玉冠 (たまのおかんむり) とのこと。金や銀、サンゴ、琥珀、メノウ、水晶、ネフライトなどを使って精巧に作られていました。工芸技術の高さが伺えます。ちなみに、本物の 「玉冠」 は、展示公開の日数が年間30日と制限されているそうです。劣化を防ぐためにはしょうがないですね。

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国宝 「三彩三耳壺 (さんさいさんじこ) 」

琉球王国時代の沖縄では、盛んに陶磁器が作られていて、江戸時代の日本や東南アジアに輸出していたそうです。今でも、沖縄の焼き物 やちむん、やちむんの里は有名ですね。

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国宝展のポスター

なんとラッキーなことに、沖縄旅行最終日の7月7日からの開催でした。

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沖縄県 唯一の鉄道 ゆいレール

那覇市歴史博物館を後にし、ゆいレールで国際通り方面に向かう。

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8月に沖縄で開催されるバスケットボール ワールドカップのポスター

沖縄は、バスケットボールが盛んです。沖縄のプロバスケットチーム 「琉球ゴールデンキングス」 は、惜しくも優勝を逃しましたが 西地区で1位でした。

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本格ソーキそば (1500円)

昼食は、国際通りの沖縄そばの店で 「本格ソーキそば」 をいただいてきました。半端ないボリュームとソーキの甘辛いタレがスープに溶け込み最高に美味かったです。ちなみに、ソーキとはスペアリブのことです。

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昼食後、近くのショップでお土産を買い宅急便で自宅に送る。隣のカフェでアイスコーヒーを飲みながらしばし休憩。その後、ゆいレールで那覇空港に向かい、南国 沖縄に別れを告げた。

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