山形・福島の山

2025年11月 8日 (土)

安達太良山~鉄山 (福島県二本松市)

11月4日 (火)、安達太良高原スキー場のロープウェイを利用して安達太良山 (1700メートル) ~ 鉄山 (1709メール) に登ってきました。天候にも恵まれて、気分爽快な秋晴れの一日でしたが、なんとロープウェイ終点には雪が積もっていて、水たまりはガチガチに凍り付いていました。紅葉が終わり、初冬も過ぎて、山はすっかり冬景色。プチ冬山登山を楽しむことができました。

安達太良山は、遠くから見るとまろやかな乳房に似ているところから 「乳首山」 とも呼ばれていました。百名山でもあり、高村光太郎の 『智恵子抄』 で多くの人に知られるようになり全国的に有名になった山です。

安達太良高原スキー場登山口 (8:40発) → みはらし台 → 安達太良山山頂 → 馬の背 → 鉄山山頂 (11:00着)  鉄山山頂 (11:40発) → 馬の背 →安達太良山山頂 → みはらし台 → 安達太良高原スキー場登山口 (14:00着)  約5時間20分のレッキングでした。(休憩含)

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ロープウェイ乗り場にて(下山時撮影)

紅葉のシーズンには長蛇の列になるのですが、本日は20人くらいの登山者が並んでいるだけでした。

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安達太良山山頂の「乳首」 

雪がうっすらと降り積もり、ガチガチに凍り付いた登山道を1時間15分くらい登ると山頂が見えてきました。

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安達太良山山頂 (1700メートル)

遮るもののない360度の大展望台でした。

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これから向かう鉄山方面を望む

良く見ると風下の斜面など、吹き溜まりになっているところは かなり雪が積もっているようでした。

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十字路にある展望台

この辺りは「沼ノ平」の展望もよく、紅葉のピーク時には混雑するところです。北アルプスの表銀座通りのようなところ。

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十字路付近から望む秋元湖

この辺りからは、火山性ガスの影響もあってか草木が育たない荒涼とした大地が展開。大自然の凄さに圧倒されます。

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馬の背の岩稜地帯

晴れているとは言え、風が吹きつけていて寒い!  標識が凍り付いていました。

ダウンジャケットを着こみ、ニット帽を被り、スキー用のグローブをして、いざ出発!!

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雪に覆われた馬の背の急斜面

この辺りは 5~10センチくらいの積雪量。軽アイゼンが必要でしたね。驚きました。

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同じく馬の背の斜面

安達太良山山頂から鉄山までは、急なアップダウンが続くため登山者は急に少なくなります。

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鉄山山頂を望む

最後の登りです。山頂はもうすぐだ!! 

ガレ場の急斜面が続く鉄山への登りは、道がハッキリしないので迷いやすいです。 鉄山一帯は、滑落事故や道迷い事故多発したため、強風時や濃霧で見通しが悪い時には通行禁止になっています。雪がなかったので助かりました。

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鉄山山頂直下から望む沼ノ平

うっすらと雪に覆われていました。

沼ノ平は、明治32年の大爆発の跡。時折風に乗って硫黄の臭気が漂ってきます。以前は、沼ノ平を通る登山コースがあったのですが、平成9年9月に沼ノ平火口を登山中の4名が、火山性有毒ガスで死亡するという事故が発生して以来、閉鎖・立ち入り禁止になっています。 数年前には、沼尻スキー場側が登っていた登山者が、通行禁止・閉鎖になっている登山道を登り、火山性有毒ガスで死亡するという痛ましい事故が発生しています。本当に火山性有毒ガスには気を付けたいと思いました。

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鉄山山頂 (1709メートル) からの展望

今 登ってきたところを振り返り見る。遠くに安達太良山の山頂が見えます。

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鉄山山頂にて

気象庁が設置した火山活動観測の機器。安達太良山や鉄山は活火山ですが、最近は安定しているようです。

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下山時出会った女性とワンちゃん

許可を得て撮影。  栃木県の宇都宮から日帰りで来たそうです。ちゃんと訓練された賢そうな犬でした。

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下山後は、スキー場近くにある日帰り温泉の「奥岳の湯」に入って疲れをいやしてきました。紅葉シーズンが終わったためか、温泉は閑散状態。おかげで、ゆっくり、のんびりと入ることができました。良かったです。展望露天風呂も最高でした。

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2025年9月 6日 (土)

一切経山~東吾妻山 (福島県福島市)

9月2日(火)、吾妻連峰東部、磐梯吾妻スカイラインの浄土平を起点にして 一切経山 (1950メートル) ~東吾妻山 (1975メートル) を周回・トレッキングしてきました。曇りベースの天候でしてが 時々晴れ間も現れて、気持ちの良い秋晴れと言ってもよい一日。思っていたよりも山は涼しく 特に山頂付近は、気温17度と肌寒さを感じるくらいでした。暑さに弱いわたくしにとっては、バテバテになることもなく最高のレッキングができました。良かったです。  

平日にもかかわらず、この日も多くの登山者が訪れていました。浄土平の登山口が標高1620メートルと高いので、飯豊連峰や朝日連峰などのような延々と続くタフな急斜面の登りがほとんどなく、高齢登山者に人気の山域になってます。

浄土平 (8:30発) → 一切経山 (10:00着) → 鎌沼 → 東吾妻山 (12:20着) →浄土平 (14:40着) 休憩含む。約6時間10分のトレッキングでした。

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登山口付近より一切経山方面を望む

一切経山は、今も活動を続ける活火山。中腹の 「大穴火口」 からは、いまも轟音ととともに噴煙を上げています。

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分岐点より一切経山方面を望む

標高1770メートルに展開する高層湿原。最高の休憩場所でした。ここから40分くらいの登りで山頂。

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山頂手前から望む鎌沼と東吾妻山

ここからは、荒涼としたガレ場の登りが山頂まで続きます。でも、急斜面のタフな登りではないので、高齢者でも比較的楽に登ることができます。

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山頂手前から見る吾妻小富士  (1707メートル)

吾妻スカイラインのシンボルで、明治22年に噴火した美しいコニーデ型の火口丘。火口丘を一周すると1時間くらいかかります。

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一切経山山頂  (1950メートル) 

吾妻連峰西部方面や吾妻小富士等の眺めが最高です。 
広い山頂一帯は、荒涼としたガレ場の大地が広がっている。緑がない、どこにもない!!

山岳信仰的な奇妙な山名ですが、前九年の役のヒーロー安倍貞任が仏教教典の一切経を山頂に埋めたとか、弘法大師空海が山頂に埋めたなどの言い伝えがあるそうです。

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山頂から望む五色沼、通称 「魔女の瞳」

紺碧の美しい姿は感動的。 吾妻連峰のシンボルと言えるでしょう。何回見てもいいですね。この絶景を見るために、全国から多くの登山者が訪れます。

コバルトブルーの湖面が、太陽光の具合で刻々と色が変化することから「魔女の瞳」と呼ばれています。

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鎌沼湖畔から東吾妻を望む

名前の通り鎌の形の大きな沼。標高1770メートルのこの辺り一帯は高山植物の宝庫です。

山は涼しく、山野草は色ずき始め、明らかに秋の気配が感じられます。

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東吾妻山登山口付近から北側を望む

一切経山を下山し、鎌沼と酢ヶ平の木道を進み東吾妻山へと向かう。正に秋のプロムナード!!  振り向くと、今登って来たばかりの一切経山と鎌沼が綺麗に見えました。 

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東吾妻山登山口に到着

この辺りは、磐梯朝日国立公園の最南端にあたります。

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山頂は もうすぐだ!!

栂 (ツガ) の原生林に覆われた展望のない登山道を50分ほど登ると 突然視界が開け山頂に到着。

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東吾妻山頂  (1975メートル)

広い山頂からの展望は、まずます。風があり休んでいると肌寒くなってきたので 長袖シャツを着こみました。浄土平からここまで登ってくるには、かなり時間がかかるので 登山者はまばら。出会った登山者は、5~6人くらいでした。

「連続猛暑日だ!! 記録更新だ!! 異常だ!!  毎日暑い暑い!! 」 とブツブツ文句を言いながらも、確実に秋はやって来ます。これからは、どんどん涼しく、寒くなっていくでしょう。

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東吾妻山頂から北側を望む

今登ってきたたばかりの一切経山と小さく鎌沼、栂の原生林の展望が最高でした。

本当に山頂は、涼しさを通り越して肌寒くて 気分爽快。着実に秋は来てますね!!

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2025年7月12日 (土)

月山 (山形県鶴岡市羽黒町)

「芭蕉46才、旅に疲れた体にむち打って神の山への登山を敢行・・・月山、湯殿山への登山は物見遊山ではない。出羽三山詣では、羽黒山が現世、月山が死の世界、湯殿山が再生を意味するという・・・」

7月7日 (月)、 『おくの細道』 で芭蕉が登ったコースでもある、月山8合目の羽黒山登山口から登ってきました。この日の天気は、朝から晴れわたり気温は上昇モード。地元 鶴岡市の最高気温は30度との予報。しかし、山は思ったよりも涼しくて最高のトレッキング日和。バテバテになることなく快調に登ることができました。良かったです。

月山8合目登山口 (8:00発) → 仏生池小屋 → 月山山頂 (11:15着)  月山山頂 (12:15発) → 仏生池小屋 → 弥陀ヶ原 (みだがはら) 散策 → 月山8合目登山口 (15:15着) 約7時間15分のトレッキングでした。(休憩含む)

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弥陀ヶ原 (みだがはら) 湿原

月山八合目、標高1400メートル展開する広大な湿原。 雲が下に見えます。

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同じく弥陀ヶ原湿原

「いろは四十八沼」と呼ばれる池塘も多くあり一帯は高山植物の宝庫になっています。

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最初の雪渓

標高1500メートルくらいで最初の雪渓が現れました。今年は雪が多いです。

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コース中間付近にて

数カ所の雪渓を渡りながら快調に進む。夏雲が広がり、強い日差しがさんさんと差し込んでいるのに涼しい!!  暑さに弱い わたくしにとっては、最高でした。

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月山九合目の 「仏生池小屋」

約1時間40分くらいで到着。ここからから山頂まで1時間20分くらいの距離。山頂は、まだまだだ。

小屋の前には小さな池があり、そばには小さな祠がありました。参拝者がかなり多いのでしょう。お賽銭があふれていました。ソフトクリームとポカリスエットを購入し しばし休憩。

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山頂手前付近からオモワシの山 (1828メートル) を振りかえり見る。

初めての参拝者は、ここが山頂だと見誤ってガッカリしたそうです。このことからいつしか 「オモワシの山」 と呼ばれるようになったとか。

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モワシの山付近にて  白装束の外国人登拝者

この日だけで10数人の外国人登拝者を見かけました。驚きましたね。以前はあり得ない事でした。 

「修験の霊場・月山」 ということで、ふもとの羽黒山の宿坊では、白装束での体験登山が大人気とのこと。月山も国際的になりました。素晴らしいことです。

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山頂付近の広大な雪渓

山頂までは、爽快な雪渓歩きが楽しめます。涼しくて、まるで冷蔵庫の中にいる感じ。しかも 登山道を登らなくていいので、かなり楽です。

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月山山頂 (1984メートル)

山頂には石垣で囲まれた月山本宮社殿が建っていて、標高を示す標柱もありません。 夏場は、宮司さんが常駐しているので、500円を払って「お払い」を受けてから本宮社殿を参拝することになります。(山頂を踏むことになる)

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月山山頂を望む

高山植物を鑑賞しながら、しばらく山頂付近をウロウロしていました。

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山頂付近にて

月山山頂は、フラワートレッキングの団体さんや月山講の人たちで、けっこう混雑していました。

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山頂付近のクロユリ

本州では大変貴重な高山植物。月山の山頂付近には多くのクロユリが咲いていたそうですが、今はかなり少なくなったとのこと。数輪見ることができて超ラッキーでした。

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山頂付近のミヤマウスユキソウ

山頂付近では、数多く咲いていました。

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山頂付近のミヤマキンバイとコイワカガミ

山頂付近では、大群落をつくって咲き誇っていました。

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2024年9月 7日 (土)

磐梯山 (福島県磐梯町)

朝晩が涼しくなってきたので、そろそろ山登りもいいかなーと思い 一昨日(9/5)、磐梯山 (1819メール) に登ってきました。しかし、なんと、この日の会津地方の気温が33度! 山は涼しいかなーと思いきや 真夏の太陽が容赦なく照り付けて、とんでもない暑さでした。大量の汗をかきながらバテバテの状態で山頂に辿り着いた頃には、頭がぼっーっとして熱中症になりそうでしたね。でも、なんとか無事に山頂までたどり着けたので良かったです。

八方台山口 (9:00発) →中ノ湯跡→弘法清水→磐梯山山頂 (11:40着)   山頂 (12:00発) →弘法清水→中ノ湯跡→八方台山口 (14:45着)   約5時間45分のトレッキングでした。 (休憩含む)

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磐梯山ゴールドラインにある八方台登山口

着いた頃には、広い駐車場の半分以上が埋まっていました。人気の高さが伺えます。

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登り始めは、快適なブナ林の中の道が続きます。

この頃は涼しくて良かったのですが・・・・・

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硫黄臭が漂う 中の湯温泉跡地 

約30分で到着。三棟くらいの朽ち果てた建物がありました。

江戸時代から続く湯治場で、1990年頃まで営業していたそうです。今もある源泉は 「野湯」 として入浴可とか!?

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弘法清水手前付近から望む磐梯山山頂

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弘法清水手前付近から望む桧原湖

湖畔の白い建物が、今年の1月に泊まった裏磐梯レイクリゾート

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弘法清水手前付近で出会った栃木県から来たという登山者二人

なんと、犬と一緒に登っていました。熱中症知らずの犬は元気ですね!(笑)

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山頂直下から山頂方面を望む

山頂直下の弘法清水小屋からは、急斜面の登りが約30分続く。ここを登りきると山頂だ!

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磐梯山山頂 (1819メール)

汗びっしょりでバテバテになりながらやっと到着。真夏の太陽が容赦なく照り付ける。

独立峰である磐梯山からの眺めは素晴らしく、文字通り360度の大展望台です。直ぐ足元に猪苗代湖、桧原湖、小野川湖、秋元湖、吾妻安達太良連峰など一望のもと。

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磐梯山山頂の道標

この方角には、猪苗代湖が見えます。時折ガスがとれてきて広大いな猪苗代湖が姿を現しました。絶景です。

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山頂より東側を望む

右側が旧猫魔スキー場、左側が旧アルツ磐梯スキー場、今は連結してネコママウンテンスキー場になりました。

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山頂より北側を望む

手前から爆裂火口、小野川湖、吾妻連峰。

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2023年10月19日 (木)

安達太良山~鉄山 (福島県二本松市)

10月13日 (金)、安達太良高原スキー場のロープウェイを利用して安達太良山 (1700メートル) ~ 鉄山 (1709メール) に登ってきました。天候にも恵まれて、気持ちの良い秋晴れの一日。山頂付近の紅葉も見ごろを迎えており最高のトレッキングができました。良かったです。

安達太良山は、遠くから見るとまろやかな乳房に似ているところから 「乳首山」 とも呼ばれていました。百名山でもあり、高村光太郎の 『智恵子抄』 で多くの人に知られるようになり全国的に有名になった山です。

安達太良高原スキー場登山口 (8:40発) → みはらし台 → 安達太良山山頂 → 馬の背 → 鉄山山頂 (11:00着)   鉄山山頂 (11:40) → 馬の背 →安達太良山山頂 → みはらし台 → 安達太良高原スキー場登山口 (14:00着)   約5時間20分のレッキングでした。(休憩含)

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ご覧の通り、ロープウェイ乗り場は長蛇の列

紅葉が見ごろとなった安達太良山へは、平日にもかかわらず多くの登山者が訪れていました。

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山頂方面を望む

気持ちの良い秋晴れに映えて紅葉が見ごろを迎えていました。

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茜色に染まっているという感じです。

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安達太良山中腹の紅葉

赤・黄・緑などのグラデーションが山を彩る光景は素晴らしい!

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安達太良山山頂を望む。 山頂はもう直ぐだ!

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安達太良山 (1700メートル) 山頂

ツアー登山客など ほとんどの人たちは、安達太良山山頂だけを目指して登って来るため、山頂は混雑していました。山頂からの景色をさらっと眺めてからすぐに鉄山へと向かう。

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馬の背に差し掛かるところの急斜面

安達太良山山頂から鉄山までは、急なアップダウンが続くため登る人は急に少なくなります。

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馬の背からくろがね小屋 (くろがね温泉) を俯瞰する。

ここからくろがね小屋に下る道は、源泉付近で大量の火山性有毒ガスが発生したために通行禁止・閉鎖になりました。

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馬の背の分岐付近から望む沼ノ平。左奥の山が磐梯山、右奥に見える湖が秋元湖。

木がない。一本もない。どこにもない。荒涼とした自然の凄さに圧倒されます。

沼ノ平は、明治32年の大爆発の跡。時折風に乗って硫黄の臭気が漂ってきます。以前は、沼ノ平を通る登山コースがあったのですが、平成9年9月に沼ノ平火口を登山中の4名が、火山性有毒ガスで死亡するという事故が発生して以来、閉鎖・立ち入り禁止になっています。 今年の7月には、沼尻スキー場側が登っていた登山者が、通行禁止・閉鎖になっている登山道を登り、火山性有毒ガスで死亡するという痛ましい事故が発生しています。本当に火山性有毒ガスには気を付けたいと思いました。

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鉄山への最後の登り 山頂はもう直ぐだ!

ガレ場の急斜面が続く。道もハッキリしないので迷います。鉄山一帯は、滑落事故や道迷い事故多発したため、強風時や濃霧で見通しが悪い時には通行禁止になっています。

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鉄山山頂 (1709メートル) に到着

後方の山は、左が今登ってきたばかりの安達太良山、右が船明神山。

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2023年9月 5日 (火)

西吾妻山 (山形県米沢市)

9月1日 、天元台高原スキー場からリフト3本を利用して百名山の西吾妻山 (2035メートル) に登ってきました。天気は、ほぼ快晴。標高2000メートルの稜線は涼しく爽快で最高のトレッキングができました。良かったです。   白布温泉からは天元台ロープウェイとリフトを使って、標高差1200メートルを一気にの登るので簡単に吾妻連峰主脈の稜線に立つことができます。

リフト終点北展望台登山口 (9:10発) → かもしか展望台→いろは沼→梵天岩→西吾妻山山頂 (11:00着)→西吾妻小屋 → 吾妻神社→天狗岩→人形石→リフト終点北展望台登山口 (14:20着)   約5時間10分のレッキングでした。(休憩含む)

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夏の天元台高原スキー場

ここからリフト3本を乗り継いで北展望台登山口へと向かう。登山口の北展望台は、標高1820メートルなので、ここから僅か30分の登りで吾妻連峰の主脈稜線に立つことができます。

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かもしか展望台付近から西吾妻山方面を望む

いろは沼と呼ばれる高層湿原の中を木道が延びている。

登山口からオオシラビソの樹林帯の中をしばらく登って行くと、突然視界が開け岩がゴロゴロしたかもしか展望台に着く。ここは、展望がよく米沢市や蔵王、朝日連峰、月山などが見渡せて非常に気持のよい所でした。

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標高1900メートルに展開するいろは沼上部の池塘  

後方の山は 蔵王連峰

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梵天岩付近より西吾妻山方面を望む

山頂は、もう直ぐだ!

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西吾妻山 (2035メートル) 山頂

ご覧の通り、オオシラビソの林に覆われているので、残念ながら展望はありません。写真だけ撮って、さっさと退散しました。(笑)

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西吾妻山小屋と左側が飯豊連峰

山頂から少し下るとオオシラビソの林に囲まれた草原地帯に出ます。まるで桃源郷。山小屋のベンチでしばし休憩。

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天狗岩近くにある吾妻神社

賽銭箱に100円を入れてお参りしてきました。(笑)

この辺りの岩稜地帯は、標高が2000メートル以上あるので雄大な素晴らしい展望が広がります。蔵王連峰、月山、朝日連峰、飯豊連峰、磐梯山などの大パノラマ。そのためか、10数人くらいの登山者が昼食を摂りながら休んでいました。

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草原に咲いていたエゾオヤマリンドウ

山は涼しくて秋の気配が漂っていました。

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今登って来た梵天岩、西吾妻山方面を振り返り見る。

明らかに秋の気配が感じられます。

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人形石と呼ばれる標高1926メートルの岩稜地帯に到着

ここからの展望は良かったです。東吾妻連峰の山々が一望できました。 行動食のバナナを食べ 水分補給をして、しばし休憩。

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2023年6月 8日 (木)

月山 (山形県西川町)

少し前になりますが 5月28日、月山 (1980メートル) に登ってきました。 この日は日曜日で、3ヶ所ある広い駐車場は満車状態。月山リスト下駅は、多くのスキーヤーやスノーボーダー、登山者で混雑していました。窓口販売と新しく電子マネー決済のリフト券 自動販売機が設置されていましたが、それでもリフト券売り場は長蛇の列。15分くらい並んでやっと購入することができました。

リフト1回券 (600円) を購入してリフトに乗り、上駅へと向かう。 今回は、スキーやスノーボードではなくトレッキングのみです。登り始めは、雲が多くガスっていましたが、次第に晴れてきて強い日差しが照り付けてくる展開。風もなかったので、かなり暑くなり汗が滴り落ちる状況。でも山頂に近づくにつれて涼しくなり、快適なトレッキングができました。

月山リフト上駅 (9:00発) →牛首→月山山頂 (11:45着)  月山山頂 (12:30発) →牛首→月山リスト上駅→月山駐車場 (15:00着)  休憩含む。約6時間のトレッキングでした。

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月山リスト上駅にて

6本爪アイゼンをアイゼンを装着して、いざ月山へ・・・・・・!

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中間付近にて

バックカントリーのスキーヤー、スノーボーダーもかなり多かったです。

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牛首付近にて   

今登って来たところを振り返り見る。

次第にガスがとれてきました。予報通り晴れて来るようです。

ご覧の通り、今の時期の月山は雪が多いため、姥ヶ岳の斜面に沿ってアップダウンを繰り返しながら、延々と続く広大な雪原の中を進んで行きます。トラバース気味のアップダウンなので、アイゼンを装着しているとはいえけっこう大変です。

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牛首付近にて

スノーボードを背負った二人がハイペースで登って来ます。

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標高1800メートルの地点にて

 40歳前後のスノーボーダー二人に、あっという間に追い越されてしまいました。

話をしたら、なんと、この二人は、山頂までスノーボードを背負って登って、月山南東斜面に展開する大雪城 (万年雪になる巨大な雪渓) を滑るとのこと。滑るのは気分爽快最高ですが、その後、延々とボードを背負って登り返さなければなりません。40歳前後とは言え、凄い体力だと思いました。

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鍛冶小屋跡付近から、今登って来たばかりのところを振り返り見る。

後方は朝日連峰。磐梯朝日国立公園の素晴らしい展望が展開する。

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月山山頂 (1984メートル) に到着。

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ご覧の通り、月山山頂の東側は雪に覆われていました。

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月山山頂から北東側、肘折温泉方面を望む。

こんな感じで展望はいまいちでしたが、時折日が差し込み、心地よい風が吹き、気持ち良かったです。

広大な雪原を堪能したがら昼食休憩。ずっと見てると、スノーボードで滑りたい衝動にかられまた。誰かボードを貸してくれないかな??(笑)

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帰りは、いつものように道の駅西川の温泉で汗を流し、小腹がすいたので 「 中華そば+煮卵 」 (800円) をいただいてきました。 山形のラーメンには、必ずと言っていいほど、なぜか漬物が付きます。煮卵は、半分に切ってなくて丸ごと入っていました。ワイルドてすね!(笑)

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2022年9月19日 (月)

一切経山 (福島県福島市)

9月17日 (土)、磐梯吾妻スカイラインの不動沢登山口からピストンで一切経山 (1949メートル) に登ってきました。強風でしたが、天候にも恵まれて涼しく最高のトレッキングができました。久々の往復7時間近いロングトレッキングだったので足腰にかなり負担がかかり満身創痍状態。やれやれ、回復に時間がかかりそうです。(笑)

不動沢登山口 (7:30発) →  慶応吾妻山荘入口→家型山分岐→五色沼→一切経山山頂 (11:00着)  山頂 (11:45発) → 家型山分岐→五色沼→慶応吾妻山荘入口→不動沢登山口 (14:20着)  約6時間50分のトレッキングでした。(休憩含む)

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不動沢登山口 

つばくろ谷の駐車場に車を停めていざ出発。 このコースは、高湯温泉登山口から登るのが正規のルートになっているのですが、登りだけで4時間40分くらいになってしまうのでショートカットしました。今の体力で登り4時間40分は、ハード過ぎます。(笑)

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クロベの巨木か? いやー、圧倒されました。

登山口からは、アップダウンの少ないツガやダケカンバの樹林帯を延々と進みます。急斜面の登りなどは無いので楽なのですが、あまりにも長いのでだんだん飽きてきましたね。(笑)

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一切経山と五色沼

家型山の分岐からしばらく登ると、急に視界が開け目の前に絶景が現れます。思わず声を上げてしまいました。でも、ここからですと、本当の美しさは分かりません。五色沼の右側を通り一切経山にに登るにつれて通称「魔女の瞳」 (五色沼) の美しさは増していきます。山頂の北側斜面から観た時、初めて本当の美しさが分かります。

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山頂直下から望む五色沼と家型山 (1877メートル)

今登って来たところを振り返り見る。だいぶ高度を上げてきました。もうひと踏ん張りです。

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一切経山山頂を望む

最後の登り。五色沼北東稜線の岩稜地帯を登ると 山頂はもう直ぐだ!

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一切経山 (1949メートル) 山頂にて 正面の山は、西吾妻山 (2035メートル)

吾妻小富士の浄土平からは1時間20分くらいで登って来れるので、グラウンドのように広い山頂は、多くの登山者で賑わっていました。

山岳信仰的な奇妙な山名の「一切経山」。その昔、弘法大師空海が仏教教典の一切経を山頂に埋めたことからこの山名になったそうです。

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山頂から東側を望む

雲がモコモコと湧き上がっていて一面雲海状態。磐梯山は、雲の中で見えませんでしたが、安達太良山や蔵王連峰などは、雲海に浮かぶ島のようでした。山頂南側、浄土平の吾妻小富士の眺望は最高に良かったです。

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山頂北側斜面から望む五色沼、通称「魔女の瞳」

本当に美しく魅惑的。 「吾妻連峰のシンボル」と言えるでしょう。しばらく、ぼーっとして見とれていました。コバルトブルーの色をしていて、太陽光の具合で刻々と色が変化することから「魔女の瞳」とも呼ばれているそうです。また、山岳信仰が盛んだった頃 「五色沼」 は、「雷沼」と呼ばれていて水神の棲む沼として信仰を集めていたとのこと。

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家形山分岐点に立つ遭難の慰霊碑

1958年12月30日、冬山登山中のパーティーが雪崩に襲われ、ここで数人が死亡したそうです。 碑にはこう書いてありました。 「山を愛するものは決して山で遭難してはならない 如何に元気と力があっても天を仰ぎ  山と己れを見つめる慎重さを欠くなら  岳人たる資格はない!」 わたくしも肝に銘じておきます。

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2022年5月31日 (火)

月山 (山形県西川町)

5月28日 (日) 、月山 (1980メートル) に登ってきました。 リフト1回券 (600円) を購入してリフトに乗り、月山リフト上駅へと向かう。 今回は、スキーやスノーボードはなしで純粋にトレッキングのみです。 日差しがあって暖かそうでしたが、風が強くかなり寒く感じられました。 でも気分爽快、最高のトレッキングができました。良かったです。 
月山駐車場 (8:45発) →月山リフトを利用→牛首→月山山頂 (11:30着)   月山山頂 (12:00発) →牛首→月山リスト上駅→月山駐車場 (14:00着)  休憩含む。約5時間15分のトレッキングでした。

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月山リスト上駅付近から山頂方面を望む。 6本爪アイゼンを装着して、いざ月山へ・・・・・・!

この日は日曜日。月山リスト下駅は、多くのスキーヤーやスノーボー、登山者でごった返していました。リフト券売り場は、U字型に長蛇の列。15分くらい並んでやっと購入することができました。全くやれやれです。

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牛首のピーク付近を望む

今の時期の月山へは、姥ヶ岳の斜面に沿ってアップダウンを繰り返しながら、延々と続く広大な雪原の中を進んで行きます。片斜面が多いためアイゼンを装着しているとはいえ、けっこう難儀します。

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標高1800メートルくらいの地点にて  遠方に見えるのは朝日連峰

やっと雪が切れてきました。ここでアイゼンを着脱。ここから山頂直下の鍛冶小屋跡まで、岩だらけの急斜面の登りが展開します。息が絶え絶えになり、けっこう汗をしぼられました。やれやれ (笑)

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鍛冶小屋跡付近から朝日連峰を望む

磐梯朝日国立公園の素晴らしい展望が展開する。朝日連峰が下に見えます。

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山頂直下のガレ場にて。後方が姥ヶ岳 (1670メートル) と朝日連峰

今登って来たところを振り返り見る。山頂はもうすぐだ!

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月山山頂 (1980メートル) を望む

 山頂に鎮座する月山神社本宮は、月読命 (つくよみ) を祀り、延喜式神名帳にも載る由緒ある神社です。 山頂の東側には、大雪城と呼ばれる万年雪のとんでもなく広大な雪原が広がっています。

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月山神社本宮

ここが月山山頂になります。今の時期は自由に参拝できますが、夏場は宮司さんが常駐しているので、お金を支払って身を清めてからでないと参拝できません。 鉄の扉には、穴が開いていて 「ここにお賽銭を入れてください」 と書いてあります。わたくしも貯金箱みたいにお賽銭を入れて参拝してきました (笑)

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山頂から湯殿山コース側に少し下ったところに立つ 「芭蕉の句碑」

『 雲の峯  幾つ崩て  月の山 』 と刻まれています。1689年7月22日  (旧暦6月7日) 、芭蕉は旅に疲れた体にむち打って月山に登拝。 山頂に一泊し、翌日 曽良とともに湯殿山に下りました。その時詠んだ句がこれです。

わたくし的には、 『 雪の峯 息絶え登る 月の山 』 ですね (笑)

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新調したザックとトレッキングポール。7年くらい使っている愛用の6本爪アイゼン。6本爪の軽アイゼンは、雪渓登りには欠かせないギアです。ちなみに 「アイゼン」 はドイツ語です。英語、フランス語では 「クランポン」 と言います。

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2021年10月19日 (火)

安達太良山 (福島県猪苗代町)

昨日 (10/18) 、福島県猪苗代町の沼尻スキー場から 安達太良山 (1700メートル) へ登って来ました。天候はまずまずで、最高のラストトレッキングができました。大満足です。

この日は、寒気が入り真冬並みのとんでもない寒さになったため、持ってきたダウンベストと厚手のフリースを着て、さらにジャケットを着込み、スノボ用のニット帽をかぶり、厚手の手袋をして、完璧な防寒装備で登りました。

沼尻スキー場登山口 (7:30発) →障子ヶ岩→船明神分岐→馬の背分岐→安達太良山山頂 (10:40着)  安達太良山山頂 (11:10発) → 船明神山→馬の背分岐→障子ヶ岩→沼尻スキー場登山口 (14:00着) 休憩含む。約6時間30分のトレッキングでした。

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登山口近くにある白糸の滝。 

この滝は、湧き出した温泉が流れ落ちる温泉の滝です。温泉が60mの断崖を流れ落ちる・・・・何ともすごい景観です。 

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登山口近くから撮影した白糸の滝。 下の方の紅葉は終焉ムードでした。 

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障子ヶ岩付近、今登ってきたところを振り返り見る。

この辺りは、断崖絶壁に沿って登山道が付いています。ここから見るとかなり怖いですね! (笑)

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障子ヶ岩付近から望む沼ノ平。

この辺りからの登山道は、一面霜に覆われていて、水たまりは凍っていました。

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船明神岩付近にて。 なんと、驚くことに大きなツララがありました。あまりにも寒かったので、持ってきたホッカイロを腰と背中に張り付けました。やれやれ。

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馬の背の分岐付近から望む沼ノ平。正面に見える湖は 「秋元湖」 です。

木がない。一本もない。どこにもない。この荒涼とした自然のすごさに圧倒されます。月面の世界、火星の世界という感じです。まさに、凄絶な悲傷!

沼ノ平は、明治32年の大爆発の跡です。時折風に乗って硫黄の臭気が漂ってきます。以前は、沼ノ平を通る登山コースがあったのですが、平成9年9月に沼ノ平火口を登山中の登山者4名が、火山性有毒ガスで死亡するという事故が発生して以来、閉鎖・立ち入り禁止になっています。

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安達太良山山頂を望む。山頂はもう直ぐだ!

安達太良山は、別名  「乳首山」  とも 言われていて、遠くから見ると乳首・乳房のように見えます。この山頂が乳首の部分です。

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百名山、安達太良山 (1700メートル) 山頂。

さすが百名山です。  観光ゴンドラリフト (あだたらエクスプレス) を利用すると約1時間で山頂に立てるため、二本松市の岳温泉側からは、多くの登山者が登って来ます。おかげで山頂は、ご覧の通り大混雑状態でした。やれやれ。(笑)  

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山頂は、ご覧の通りの状況で眺望は全くダメでした。会津の名峰磐梯山も吾妻連峰も裏磐梯方面も何も見えませんでした。(涙)

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