遠野物語 Ⅹ
「早池峰神社(妙泉寺)」。。。。早池峰山、薬師岳登山口の近く、遠野市上附馬牛大出(かみつきもうし おおいで)地区にあります。昔は、早池峰山を囲むように多数存在したようですが、現在は、ここと花巻市大迫の二ヶ所に残るのみだそうです。 ちなみに、遠野の上附馬牛大出地区は、「にほんの里100選」に選ばれています。
遠野の三大霊場の一つ、早池峰神社。後の二つは、続石(つづきいし)と五百羅漢であります。 遠野の町からはかなり離れた奥深いところにあり、総門と二つの中門、本殿が残る、かなり大きな神社であります。妙泉寺とも呼ばれていました。 なんと、この寺は慈覚大師が開創したのが始まりという・・・! 「早池峰の山頂に霊泉あり。常に清水たたえ霖雨(りんう)にもあふれず、旱魃(かんばつ)にも涸れない。。。。しかし汚い手や器で汲むとたちどころに涸れてしまう。経を唱えこれを乞えばまた速やかに湧き出す。。。。これは神霊のいたすところ。。。。これを聞いた慈覚大師はそれをほめて、ふもとの大出村に早池峰の霊泉の妙に感じ得たという意味で、一寺を建て妙泉寺と号した。」 岩崎敏夫著「東北の山岳信仰」より
中門から望む早池峰神社本殿。 鬱蒼とした杉林に囲まれた神社は、一種独特の雰囲気を醸し出していた。普通の神社とは明らかに違う。空気が重い! 昔、遠野の人々は、この神社を参拝してから早池峰山に登拝しました。 いやー、二泊三日くらいかかったでしょうか? かなり遠かったと思います。。。。昔の人はタフでしたね。(笑)
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