山形・秋田の山

2017年9月28日 (木)

雁戸山 (山形県山形市・北蔵王)

昨日、宮城、山形県境の笹谷峠の登山口から、北蔵王の主峰 雁戸山 (がんとさん、1485メート) に登ってきました。暑いくらいの好天に恵まれ最高のトレッキングができました。
笹谷峠登山口(8:00発)→前山→雁戸山山頂(10:10着)  雁戸山山頂(11:10発)→前山→笹谷峠登山口(13:00着) 休憩含む。約5時間のトレッキングでした。

Img_18937笹谷峠の登山口にあるアララギ派の巨人こと斎藤茂吉の歌碑。
「ふた國の 生きのたづきの あひかよふ この峠路を 愛しむわれは」 と刻まれています。 「ふた國」とは宮城県と山形県のことで、昔は人の往来も多くこの峠道も栄えていたが、今ではすっかりさびれてしまったと時の流れを嘆いた歌である。
茂吉は、14歳の時 父と一緒に徒歩で、山形県上山市からこの笹谷峠を越えて仙台まで行き上京しました。東京浅草の精神科医のもとに養子に出されたためでした。 明治の頃、仙台~山形間は鉄道もなかったので、山形から上京するとなると笹谷峠を越えて仙台まで歩いて行くしかなかったのです。

Img_18577_2山頂は、このピークを越えた向こう側です。
山頂付近は、稜線が深く切れこんでいる所、いわゆるギャップも多く、急登降の繰り返しで、標高が低い割にはけっこう楽しめます。---------------------------------------------

Img_18637山頂は、もうすぐだ。
山頂直下の登りは、思わず見上げてしまうような急斜面が続く。
この日は、山ガールも含めて7~8人の登山者に出合いました。みなさん、なぜか単独登山者でした。登山口駐車場の車をみますと、全てが山形ナンバーと仙台・宮城ナンバーでした。雁戸山は、宮城・山形両県登山者のホームグランドの山になっているようです。

Img_18767雁戸山山頂。
山頂からの展望は、最高で疲れも汗も吹き飛ばしてくれました。---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Img_18787今登って来たところを振り返り見る。
淡く秋色に染まった広大な山肌が姿を見せてくれました。見頃はもう少し先のようです。--------------------------------------------------

Img_18867山頂から蔵王山 (熊野岳) 方面を望む。 右側に蔵王温泉スキー場が見えます。中央ゲレンデか・・・・?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月25日 (火)

蔵王 (山形県上山市) 

山形県上山市の蔵王坊平ライザワールドスキー場から中丸山→蔵王(熊野岳)→レストハウス→蔵王坊平ライザワールドスキー場と周回してきました。強風でしたが、午前中は、雲一つない秋晴れとなり最高のトレッキングがてきました。 南アルプスの天然水を飲みながら登ってきました (笑) 大満足です。
蔵王坊平ライザワールドスキー場 (8:00発) →中丸山 (9:30着) →蔵王 (熊野岳 10:40着) →お釜→レストハウ(11:40着) →御田神 → 蔵王坊平ライザワールドスキー場 (13:00着) 約5時間のトレッキングでした。(休憩含む)

Img_83785紅葉の仙人橋。
スキー場の中間にあるペンションTOOコットンの脇を通り、急斜面を仙人沢の深い谷へと降りて行く。橋を渡って対岸へ移ると、ここからブナの樹林帯の中をジグザグに進む急登が続く。---------------------------------------------------------------

Img_83812仙人橋から望む、仙人沢の紅葉。仙人が住んでいそうな深くて暗い谷だ。---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Img_83912ブナ林の急斜面を登りきると、緩斜面の登りがしばらく続く。
落葉した葉っぱを踏みしめての登りは、気分爽快です。まさに「秋色の道」でした。太陽の光に照らされた葉がキラキラと輝き、ブナの樹林帯が明るく見えます。-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Img_84034中丸山 (1562メートル) 山頂から熊野岳を望む。
ブナの樹林帯を抜けアオモリトドマツが多くなってくると、ほどなくして中丸山山頂に到着する。----------------------------------------------------

Img_84115山頂手前付近からワシ岩を望む。  
ワシ岩が迫ってくると山頂は近い。山頂は、もうすぐだ!----------------------------------------------------------------------------------------------------------

Img_84259蔵王 (熊野岳 1841メートル)山頂に建つ、地元上山市出身の歌人 斎藤茂吉の歌碑。 『陸奥をふたわけざまに聳えたまふ 蔵王の山の雲の中にたつ』 とあります。後方に見えるのは、熊野神社。
山頂は、ご覧の通り。まさに真冬の寒さ!風も強いしで、とんでもなく寒かったです。しかし、山頂からの展望は、吾妻連峰、飯豊連峰、朝日連峰、月山、鳥海山など360度の大パノラマを堪能できました。素晴らしい大パノラマを満喫できて、大満足です。

Img_84326熊野岳付近から望む蔵王のシンボル「お釜」と南蔵王の山並み。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月13日 (水)

乳頭山~千沼ヶ原 (秋田県仙北市~岩手県雫石町)

予報通り盛岡辺りや秋田県北部は晴れでした。  そんな中、秋田県仙北市の乳頭温泉郷、黒湯温泉から乳頭山 (烏帽子岳) を経由して、南八幡平の秘境・仙境と言われる千沼ヶ原 に行ってきました。 誰でも気軽に行くことができる尾瀬やアスピーテラインの開通で大衆に開放された八幡平の湿原とは違い、原始の景観が色濃く残っいて、まさに桃源郷でした。素晴らしい高層湿原です。  
黒湯温泉登山口(7:20発)→一本松温泉→乳頭山山頂(9:20)→縦走路分岐→千沼ヶ原(10:20着)  千沼ヶ原(11:15発)→乳頭山山頂→一本松温泉→黒湯温泉登山口(14:15着) 休憩含む。 約7時間のトレッキングでした。

Img_7970乳頭山 (1478メートル) 山頂を望む。山頂はもうすぐだ! 山頂の南西側は、激しく切れ落ちていて断崖絶壁になっています。のぞくと足がすくみます。怖いですよ。(笑)  後方奥に見えるのは岩手山。-----------------------------------------------

Img_7978乳頭山 (1478メートル) 山頂。
この日出会った登山者は、たったの三人でした。平日とはいえ、晴れてて風もなく涼しくて最高のトレッキング日和だったのですが・・・みなさんクマを警戒しているのですかね?(笑) この日、出会った登山者は、クマを警戒して、携帯ラジオをガンガンン鳴らしがら登っていました。 こちらは、静かなトレッキングを楽しんでいるというのに、うるさかったです。やれやれ。 出会った60才代のおじさんは、ラジオの他になんと小型のナタみたいなナイフを腰にぶら下げて登っていました。 「クマは危険だがら念のために、これを持って来たんだー」と自慢していました。ちょっと大げさです。物騒ですね(笑)   「山でクマ出会うことなんてほとんど全くないのになー!! 危険なのは、エサを探しに里に出没するクマだろ!!」 と思ってしまいました。 そんなわけで、わたくしは、クマ対策なんてのは一切していません。(笑) クマ除けの鈴も付けたことがないし、ラジオをつけながら登ったこともないです。 

Img_7981乳頭山 山頂から望む。左から、秋田駒ケ岳、雪の残る鳥海山がかすかに見えます。霞んでいる田沢湖---------------------------------------------------------------------------------

Img_8047千沼ヶ原に向かう途中、今登ってきたばかりの乳頭山を振り返り見る。 このあたりから見るとまさに「乳頭」と言う感じです。(笑)-----------------------------------------------------------------------

Img_8007千沼ヶ原。 縦走路の分岐から沢筋を下りながらしばらく進み、オオシラビソ (アオモリトドマツ) の林を抜けると、突然視界が開け、美しい池塘群が眼前に展開する。 千沼ヶ原は、乳頭山山頂から約1時間くらいの距離である。-----------------------------

Img_8025千沼ヶ原。 
「笊森 (ざるもり、1541メートル) と三角山 (1418メートル) の溶岩の窪地にできたこの大きな湿原は、池塘の多い点に特色があり、そのため千沼ヶ原と名付けられました。 この湿原は、その所在が確認されてからまだ日が浅くアオモリトドマツに周囲を囲まれた森閑とした景観は、極めて原始性が高く、今では八幡平地域の代表的な高層湿原として評価されています。」 解説板より。

Img_8032千沼ヶ原から岩手山を望む。 千沼ヶ原には誰もいませんでした。大自然の桃源郷の中にポツンと一人、山と、原始の森と、池塘を渡る風と、心地良い日差し・・・・大自然と同化したような感じでした。 
おにぎりを食って、ボーッとしたり、一帯を散策したりして、一時間くらい滞在しました。本当は、もっと居たかったのですが・・・・・・・(笑)

Img_8024千もの池塘が点在するという千沼ヶ原------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Img_8040千沼ヶ原付近から望む乳頭山。 行は良い良い帰りはなんとかで、乳頭山への登り返しがけっこうしんどかったです(笑)--------------------------------------------------------------------------------

Img_8072登り返し中、乳頭山山頂を望む。山頂はもうすぐだ! 久しぶりのトレッキングでもあり、かなり疲れました。 この頃になると右足の太腿がつり気味になってきました。マッサージしながら、ヘトヘト状態で登りました。やれやれ(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月21日 (水)

行者岳〔鳥海山〕 (山形県酒田市・遊佐町)

酒田市の湯ノ台登山口から、ピストンで行者岳(2156メートル)まで登ってきました。 鳥海山山頂(新山)まで登るつもりでしたが、千蛇谷に下るところから大物忌神社までの登山道がすっかり雪に埋まっていたので、山頂に登るのを断念しました。   晴れて最高の天気でしたが、標高2000メートルを超えたあたりからは、登山道にある水たまりや積もった雪がガチガチに凍りついて、かなり登りづらかったです。おまけに日本海からの強風が絶え間なく吹き付けてきて、真冬のような寒さでした。やれやれ(笑)  
仙台(早朝3:40発)→湯ノ台登山口(6:45着)  登山口(7:00発)→滝ノ小屋→河原宿小屋→アザミ坂→伏拝岳→行者岳(10:15着)  行者岳(11:00発)→伏拝岳→河原宿小屋→滝ノ小屋→登山口(14:00着) 約7時間のトレッキングでした。休憩含む。 

Img_6684滝ノ小屋。 車道が上へ上へと延びたおかげで、湯ノ台登山口から15分くらいで着いてしまいました。-----------------------------------------------------------------------------

Img_6773河原宿小屋から山頂方面を望む。素晴らしい展望です。雪渓が見えますね。 この景観を見に多くの登山者がここまで登ってきていましが、ほんどの人は、ここでのんびり佇んでいいて山頂方面には向かわないようでした。---------------------------------------------

Img_6701「心字雪」雪渓の辺りには、まだ雪が残っていました。けっこう大きな雪渓です。万年雪になるのでしょう。----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Img_6718アザミ坂から望む庄内平野と日本海。アザミ坂は急登の連続ですが、素晴らしい眺望も続きます。雄大な庄内平野と日本海を俯瞰しながらの登りは、まったく疲労を感じず、気分爽快でした。-----------------------------------------------------------------------
 
Img_6726外輪山の尾根(拝伏岳)から望む鳥海山(新山、2236メートル)。 アザミ坂の急坂を登り切ると一気に視界が開け、外輪山の尾根に飛び出します。 尾根に出ると日本海から冷たい強風が吹き付けてきて、とんでもなく寒くなってきました。持ってきたダウンベストと厚手のフリースを着て、さらにジャケットを着込み、ニットの帽子をかぶり、指が凍えてきたので厚手の手袋をして、ここからは完璧な防寒態勢で登りました。

Img_6744行者岳(2156メートル)付近から望む。赤い屋根の建物が大物忌神社です。  このあたりで先行していた登山者2名と出会いました。一人は、なんと、犬と一緒に登っていました。犬も登山をするのですね!びっくりしました。(笑)  仙台から来たという、もう一人の方は、新山登頂を止めて七高山(2229メートル) に登ってきたのことでした。犬と一緒の方も、これから七高山まで登るようでした。新山への登山道は、積もった雪がガチガチに凍って、ツルツルになっていますので危険すぎます。

Img_6754行者岳を過ぎたあたりから望む。真ん中のピークが七高山(2229メートル)です。 「山頂は、もうすぐだー!」 とテンション上がりっぱなしで登って来たのですが・・・・・登山道は雪で覆われていました。やれやれ(笑)  本来ならここから、岩場にかかる鉄梯子を伝って内壁を下り、崖に付けられた細い道を進み、一旦谷底に下りてから 岩場に付けられた石段を登り返すと大物忌神社に着くのですが・・・・・残念でした。(涙)

Img_6762外輪山の行者岳付近から望む千蛇谷と日本海。素晴らしい眺望だ!  外輪山の内側は、激しく切れ落ちている絶壁である。下をのぞいて見ると足がすくむ。高所恐怖症の人は絶対にのぞかないようにして下さい!(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年9月15日 (火)

高松岳 (秋田県湯沢市)

秋田県湯沢市の泥湯温泉から 小安岳(1292メートル)~高松岳(1346メートル)~山伏岳(1315メートル)を経由して、ぐるっと周回した来ました。好天に恵まれ、しかも涼しく、最高のトレッキングができました。大満足でした。  泥湯温泉登山口(7:30発)→小安岳→石神山分岐→高松岳山頂(10:40着) 高松岳山頂(11:20発)→山伏岳→川原毛登山口→泥湯温泉登山口(14:30着) 休憩含む。 約7時間のトレッキングでした。

Img_6338泥湯温泉登山口。 「遭難注意!」の看板が目を引きます。遭難する人が多いのでしようか?(笑)   泥湯温泉は、高松川上流にある小安岳中腹の小さな盆地にある温泉です。古くからの湯治場として知られていて、昔は「秋田県南の秘境」と呼ばれていました。----------------------------------
Img_6341「新湯」と呼ばれる源泉地帯です。斜面のいたるところから熱い湯が噴き出していて、あたり一帯は熱気もうもうでした。近づいてよく見ようと試みましたが、熱くて近寄れませんでした。  泥湯温泉の湯は、ここからパイプを使って引いています。----------------------------------------------
Img_6356小安岳付近から高松岳山頂付近を望む。避難小屋が見えます。 山頂方面を見ながら登れるのはいいですね。気分も上がります。(笑)---------------------------------------------------------------------
Img_6384ナナカマドの実。紅葉には少し早いですが、山はすっかり秋でした。 石神山分岐あたりから山頂までは、灌木と草原の快適な稜線歩きが続きます。-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Img_6391山頂近くにある木造二階建ての避難小屋。 高松岳の山頂は、ここから南に少し進んだ所にあります。---------------------------------------------------------------------------------
Img_6417高松岳(1346メートル)山頂。後方に見えるのが山頂近くにある避難小屋。   山頂には小さな祠(ほこら)とボロボロになった標識らしきものがありました。 山頂には、地元湯沢市から来たというおじさんが休んでいました。おじさんは、「ここには5~6回登っているが、こんなに晴れのははじめてだべ!」と言って感激してました。 結局、登山中に出会ったのは、この方だけでした。

Img_6400高松岳山頂より虎毛山方面を望む。 延々と縦走路が続いています。----------------------------------------------------------------------------------------------
Img_6394山頂より栗駒山を望む。山頂からの展望は、360度の大パノラマ、最高に贅沢でした。 神室岳や半分雲に隠れた鳥海山も見えました。-------------------------------------------------------------------
Img_6418山伏岳山頂直下から、今登ってきたばかりの高松岳山頂を望む。 避難小屋が見えます。右側のピークが山頂です。  高松岳から一つのピークを越えて、約1時間くらいで山伏岳に着きます。数日前に降った雨のためか、ドロドロの泥んこ道が続いていました。しかも、刈り払いがされていないため、登山道の両側からぬうっーと笹が伸び放題で、ほとんどヤブ漕ぎ状態のところもありました。全くやれやれでした。(笑) その点、やっぱり百名山はいいですね。どのコースを登っても、登山道は刈り払いをされていて、完璧に整備されています。
Img_6429山伏岳山頂から「屏風のコル」を望む。片側が切れ落ちています。まるで、恐竜の背中みたいです。(笑)  このコルを下って行くと秋の宮温泉に出ます。--------------------------------------------------------------
Img_6439ぐるっと回って、やっと「河原毛地獄」の登山口に着きました。ここから道路を20分くらい歩くと泥湯温泉の登山口に着きます。   ブナの樹林帯を下り終えると突然明るくなり道路に飛び出します。「河原毛地獄」です。一木一草生えない、荒涼とした地肌むき出しの景観が広がっています。あちこちの噴気孔からは硫黄の蒸気を噴き出していて凄まじい! 南部恐山、越中立山とともに日本三大霊地になっているそうです。この辺り一帯は、湯沢市のジオパークになっています。 
#詳しくはこちらを、「日本ジオパークネットワーク」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月12日 (月)

虎毛山 (秋田県湯沢市)

虎毛山 (1433メートル)に登ってきました。久しぶりの山登りでした。 曇り時々晴れの天候でしたが、思っていたよりも涼しく、快適なトレッキングができました。山頂は、風があり涼しくて、秋の気配が漂っていましたね。  早朝の涼しい時間帯から登ろうと思い、仙台の自宅を4時に出発して、6時20分に登り始めました。  登山口の標識のある手前の駐車場(6:20発)→赤倉沢渡渉点→高松岳分岐→虎毛山山頂(10:00着) 山頂(10:45発)→高松岳分→赤倉沢渡渉点→駐車場(1:45着) 休憩含む。約7時間25分のトレッキングでした。  
Img_1048赤倉沢の渡渉地点、橋がありました。 ここまで、1時間ちょっとかかりました。奥の駐車場まで車が入ることができれば、40分くらいで着けると思うのですが。。。。「去年9月の台風の豪雨により、林道の路肩が削り取られて弱くなり、道が狭くなっているところが何ヵ所があるため、車での通行はしない方がよい!」 みたいな、なんか、中途半端な標示板が立っていました。歩いてみて解りましたが、軽自動車ならなんとか通れる状態でしたね。実際に、軽自動車が1台、奥まで入っていました。どうせなら、はっきりと 「この先、車は通行禁止です!」 という標示板を立ててほしかったです。やれやれ。(笑)   ここまで来る途中に、台風の豪雨による土石流で登山道が寸断されている所がありました。でも今は大丈夫です。土石流の跡の上に道ができて普通に通れるようになっています。
Img_0979虎毛山案内板。 ここから、標高差700メートルを一気に登るタフな急登が始まります。涼しいとはいえ真夏です。たっぷりと汗を絞られました。(笑)---------------------------------------------------
Img_0988少し登ると、ヒノキの香りがほのかに漂ってきて「ヒノキの森」が現れます。 登山道脇ののヒノキの多くは、台風によって根こそぎ倒されていて登山道を寸断していました。とんでもない台風だったようですね。びっくりしました。でも、今は復旧が進み、登山道を覆っていた倒木は切られ、迷わないようにロープ張られていますので、安心して登ることができます。この先からは、斜度きつくなり、見事なブナの原生林が続き、やがて、高松岳への分岐点(1234メートル)に出ます。
Img_1008虎毛山(1433メートル)山頂。 『虎毛山は「虎」という文字がつく山では最も高い山である。2003年にプロ野球チームの阪神タイガースが優勝した年に、虎毛山への優勝祈願のための集団登山が行われた。そのため、阪神タイガースファンには虎の聖地と呼ばれ、多くのタイガースファンが必勝祈願のため山頂を目指すことでも知られている。』 とのことです。(笑)   お盆休み中でもあってか、10人ほどの登山者に出会いました。東北百名山に選ばれてるとはいえ、マイナーな山なのにびっくりです。(笑)
Img_1015雲上のオアシス、 山頂には高層湿原が広がっています。後方の山は須金岳。   緩い登山道を詰めて行くと、やがて、立派な避難小屋が現れて山頂に到着します。小屋の後方には、3ヘクタールもの広大な湿原が広がっており、一帯はお花畑になっていて池塘が点在しています。
Img_1033_5草紅葉には早いですが、ほんのりと色づいて、秋の気配が漂っていました。  池塘の周りは、食虫植物のモウセンゴケの大群落になっていました。木道で行けるのは、ほんの少しだけで、あとは荒らされていない広大な湿原が展開しています。 この湿原は、厳重に保護されていて、木道以外は立ち入り禁止になっています。 


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年9月29日 (土)

神室山 Ⅱ (山形県最上町)

神室山は、作の神であったという。 「初夏、人々は、役内口の稜線にある、湿原の中にある湿原の中の池塘をお田と拝して、その中の草の生え具合によって、その年の豊凶を占い、また、主稜線にある御宝前の巨岩を拝して、先達の祈祷した虫札や水府をもらって、それぞれの田の水にさした。」 岩崎敏夫著「東北の山岳信仰」より
Cimg2759神室山山頂を望む。 山頂まではもうすぐだ。ここまで、3時間半くらいでしたが、なんだか、かなり長く感じましたね。(笑) 左側には、立派になった避難小屋が見えます。----------------------------------------------------------- 
Cimg2776神室山(1365メートル)山頂。  いゃー、360度、最高の展望でしたね。後方の山が、最近、阪神ファンの聖地として人気が高まっている虎毛山(1433メートル)、後方左側の山が栗駒山(1627メートル)であります。 最上町側からは、誰とも出会わない究極の単独登山でしたが、山頂では、山形県金山町側から登ってきたという6~7人の中高年登山者が休んでいました。虎毛山や高松岳の情報などいろいろ教えてもらいました。けっこう参考になりましたね。
Cimg2769山頂より前神室山(1342メートル)を望む。 この方向に鳥海山が綺麗に見えるはずでしたが、残念ながら雲がかかっていて見えませんでした。残念!-------------------------------------------------------------------------
Cimg2761山頂より天狗森(1302メートル)、小又山(1367メートル)方面の縦走路を望む。 深い谷でえぐられていて、険阻で急峻で、とても1300メート級の山々には見えないですね。やっぱり、山は標高だけではないですね。(笑)


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2012年9月26日 (水)

神室山 Ⅰ (山形県最上町)

山形と秋田の県境に聳える神室山(1365メートル)に、最上町の根ノ崎沢登山口から登ってきました。ほとんど晴天という最高の天気に恵まれ、爽快なトレッキングができました。 栗駒国定公園の南部に位置する神室山は、日本二百名山の一つでもあり、「神霊の宿る岩窟」という意味で、農作の信仰の山として昔から盛んに登られていました。   根の崎沢登山口(7:30 発)→十里長峰→県堺の稜線→神室山山頂(11:00着) 山頂(11:45発)→根の崎登山口(14:15着) 休憩含む。約6時間45分のトレッキングでした。 #詳しくは後日、Ⅱに続く・・・・
Cimg2797根ノ崎登山口。 駐車場はありますが、三台分のスペースしかなく、かなり狭いです。土日の混雑した時などは、林道沿いに寄せて駐車すれば良いと思います。   登山口の標高が447メートル、神室山の標高が1365メートルで、標高差918メートルを登りますので、かなり登りごたえがありますね。
Cimg2732_2ブナと針葉樹の大木が門のように登山道に聳えていました。   登山道をしばらく進むと、ブナと針葉樹の混合林の中の急登になり、かなり汗を絞られます。(笑) 急登を過ぎると、ブナの樹林帯の中を進む長い道(十里長峰)が、主稜線に出るまで続きます。
Cimg2790主稜線より山頂方面を望む。  山頂は、真ん中の小さなピークですね。手前の山頂のように見える山は前衛峰です。 前衛峰までは、痩せ尾根のタフな急斜面が続き、たっぷりと汗を絞られます。でも高度感がすごいですね!気分爽快です。(笑)
Cimg2747_2主稜線より天狗森、小又山方面を望む。 神室連峰は、岩手の和賀連峰とよく似ています。連峰の山々は、いずれも沢が削り取った深い谷でえぐられていて急峻な様相を示しています。山は標高だけでい!ということがよく理解できます。(笑)
Cimg2783今登ってきた主稜線を振り返り見る。 このあたりから、急斜面の痩せ尾根登りがはじまります。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月15日 (土)

乳頭山 Ⅱ(秋田県 仙北市)

仙台を朝の5時に出発、盛岡市~旧田沢湖町を通り黒湯の登山口に着いたのが8時30分ころでした。 黒湯の登山口(8:45分発)→一本松温泉→乳頭山山頂(10:45分)→黒湯の登山口(12:45着) 約4時間のトレッキングでした。 予定では、山頂から1時間ほど下ったところに展開する、仙境の大湿原 千沼ヶ原(せんしょうがはら)まで行く予定でしたが、あまりの寒さで行くのを止めました。やれやれ。来年の楽しみということで!(笑)  

Cimg1138山頂を望む。 南側は激しく切れ落ちていた。断崖絶壁。後方奥に見えるのは岩手山。 岩手側から見ると「烏帽子」に似ていることから、岩手では古くから烏帽子岳と呼ばれていたのです。写真でしか見たことがありませんが、「烏帽子」そっくりでした。(笑)

Cimg1140乳頭山(1478メートル)山頂。「烏帽子岳」とも書いてありました。後方には名もない湿原が見えます。このあたりは、田代岱、千沼ヶ原の他に、名もない大小様々な池塘や湿原が点在しています。まさに湿原の宝庫です。 

Cimg1144山頂から南西方向を俯瞰する。下は垂直に切れ落ちている断崖絶壁だ。高度感がすごい!まるで空から眺めているようだ。 秋田駒ヶ岳や千沼ヶ原方面に縦走路が続いている。

Cimg1146山頂から北西方面を望む。 岩手の八幡平、松川温泉方面に縦走路が続いている。 山頂からの展望は、ガスが激しく流れていて、岩手山は何とか見えましたが、八幡平方面や森吉山などは全く見えませんでした。残念!(笑)


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月13日 (木)

乳頭山 Ⅰ (秋田県 仙北市)

田沢湖の奥に位置する乳頭温泉郷の黒湯から錦秋の乳頭山(1478メートル)に登ってきました。秋田駒ヶ岳の北西に位置する山で、縦走路も整備されていて秋田駒ヶ岳からの縦走もできます。   山頂は風が強く、ガスが急速に流れてきていてかなり寒かったです。スノーボード用のウェアを着こみ、毛糸の帽子をすっぽりかぶって、おにぎりを食べました。トレッキング用のグローブでは、防寒にならず、手がかじかんできましたね。やれやれ!(笑)  #Ⅱに続く・・・・・

Cimg1177乳頭温泉郷の秘湯 黒湯が登山口になっています。湯治場としての雰囲気を色濃く残している温泉でした。 ここから温泉を迂回して登山道は続いている。

Cimg1164紅葉の先達川。 この沢に沿って登山道は続いている。少し進むと、硫黄臭がプンプンと漂よい 灰白色の荒々しい岩肌を見せている場所に出でます。こから大量の温泉が湧き出しているのです。大釜温泉である。温泉といっても何にもないところです。ただ温泉が湧き出している場所なのです。(笑) この先には、一本松温泉という場所もあります。ここには沢沿いに小さな露天風呂が作ってありました。ただし、露天風呂といっても、スコップで掘って作ったような風呂です。脱衣所も何もありません。湯加減は沢の水が適度に入り、ちょうど良かったですね。(笑)

Cimg1158ブナ林の紅葉。 しばらくはブナの樹林帯の中を進む。ブナの紅葉が素晴らしい。 日は差しているが、ピーンと張りつめた冷たい朝の空気が、深まりゆく山の秋を感じさせてくれる。。。。

Cimg1133稜線から山頂方面を望む。 ここからだと山頂の「乳頭」は見えませんでした。 このあたりで標高は、1200メートルくらいである。登山道は、ブナ林からダケカンバ帯、そしてこのあたりからハイマツ、ヒメ笹を主とする灌木帯に変わる。

Cimg1149山頂直下より望む。この辺からだと、まさに「乳頭」ですね。(笑) ここまで来ると山頂も間もなくである。 風が強くなってきた。ガスもかかってきた。次第に寒くなってくる。 やれやれ、山頂からの眺望はイマイチかなー。。。。(笑) 

| | コメント (0) | トラックバック (1)