東崎・ティンダバナ・アヤミハビル館 (沖縄県八重山郡与那国町)
同じく旅行3日目。 与那国島は 周囲約28キロの小さな島。レンタカーで、のんびり、ゆっくりと一周してきました。 帰りは、レンタカーを返却後 与那国空港にもどり、16時50分発の飛行機に搭乗。憧れの地、与那国島に別れを告げた。17時20分に石垣空港に到着。ホテルに着いたのが 18時ころでした。
与那国島は、3つの集落に約1700人が暮らす小さな島。亜熱帯気候で年間を通して暖かく、なんと平均気温は 24度!! 3方向に走る断層によって島の周囲が切られ、断崖絶壁が海岸線を囲んでいるとのこと。そのため、島全体がダイナミックな地形になっているようです。
東崎 (あがりざき) 展望台
与那国島の最東端で、目もくらむような断崖で囲まれている。 展望が素晴らしい。東シナ海が一望のもと。
東崎灯台
先端の灯台がある辺りも含めて岬のまわりは、全て牧場 (東牧場) になっている。
東牧場にて
ヨナグニウマを見学・観察するには 最適な場所。 かなり近づいて見ることができます。
灯台近くあったヨナグニウマの説明板
与那国島の在来馬で、町の天然記念物に指定されています。 日本にいる8種類の在来馬のなかでは最も小柄で、最も純度が高いとのこと。
国指定の名勝の「ティンダバナ」説明板
与那国島北部、祖納 (そない) 集落の南西に聳える標高約100メートルの岩山。
その昔、与那国島を最初に統治した、女酋長サンアイ・イソバの住居だったそうです。
ティンダバナへの遊歩道
亜熱帯のジャングルの中をしばらく進む。
断崖の中腹にある岩陰・岩穴
この辺りが、女酋長サンアイ・イソバの住居だったのでしょう。まるで旧石器時代の岩陰遺跡のようでした。当時の住居としては最適だったと思われます。
住居跡近くの泉
たった周囲28キロの島にもかかわらず、大量の水が湧きでていました。飲んでみましたが、冷たくて最高に美味かったです。まさにここは、住むには最適な場所。
ティンダバナの展望スポットから望む
与那国島の中心地、祖納集落と祖納港が見渡せます。 祖納集落には、与那国町役場や郵便局、駐在所などが置かれています。
ティンダバナを望む
山頂付近まで行けるのかな? と思っていたら、立ち入り禁止で展望スポットから先へは進めませんでした。周りが断崖絶壁なので立ち入り禁止にしたのでしょう。
アヤミハビル (ヨナグニサン) 館
与那国島で最後に訪れたのがここ。 地元で "アヤミハビル" と呼ばれているヨナグニサンの標本展示などを行う施設。
他に、与那国島の貴重な動植物も展示・解説してありました。
ヨナグニサン (アヤミハビル) の標本
与那国島の固有亜種で、24センチにもなる巨大な蛾です。 見た瞬間 「これは鳥か!!」 と思ってしまいました。 初めて見ましたが、圧倒的な迫力!! 凄いです。
1984年12月9日の琉球新報の記事
「ヨナグニサン絶滅か?」 非常に悲しい出来事でした。
原因は 標本目的の乱獲と農薬散布。
「私は北海道の釧路市出身なんですが、通っていた小学校にもヨナグニサンの標本がありました。標本目的でかなりの数のヨナグニサンが乱獲されたようです。」と若い学芸員の方が教えてくれました。なんと、彼は与那国島が大好きで、数年前に北海道から移住したそうです。今は町職員として働いているとのこと。いやー、北海道から与那国島に移住とは驚きました。
1991年1月1日の八重山毎日新聞の記事
1985年、琉球大学と県教育委員会の大規模な合同調査を行った結果、なんと奇跡的に さなぎと幼虫のみ15匹が生息していることを確認。その後、ヨナグニサンの保護増殖事業が行われ、絶滅は免れました。 最近は、かなり増えてきたとのこと。
ヨナグニサンの2齢幼虫
ヨナグニサンの幼虫は、5回脱皮を繰り返してさなぎになるとのこと。
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