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2025年11月

2025年11月22日 (土)

映画 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』

先日、会員になっている109シネマズ富谷で、映画 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』 を観て来ました。 ハイテンションな歌声と社会性に富んだ歌詞と楽曲で、多くの人々を魅力し続けてきたアメリカを代表するロックスター、ブルース・スプリングスティーンの若き日を描いた物語。 主演は、ジェレミー・アレン・ホワイト、 監督・脚本は、『クレイジー・ハート』 や 『ファーナス/訣別の朝』 など知られるスコット・クーパー。原作はウォーレン・ゼインズの著書 『Deliver Me from Nowhere』。

感想を一言で言うと、「地味でやや暗めに仕上がった感は否めないが、心にズシンと響く佳作」です。観て良かったと思いました。 『ボーン・イン・ザ・U.S.A』 前夜という触れ込みですが、あくまで焦点は、アルバム 『ネブラスカ』。 決して派手な映画ではありません。今風なバタバタした編集ではないので、かえって作品のテーマと合っていて良かったと思いました。物語もかなり内省的になっていて、派手な演出もないので クイーンの 『ボヘミアンラプソディー』 やボブ・ディランの 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』 のような圧倒的な盛り上がりや感動を期待する人には、あまりお勧めできません。

物語の舞台は、1982年のニュージャージー。1975年のアルバム  『明日なき暴走 (ボーン・トゥ・ラン)』 や1980年のアルバム  『ザ・リバー』 で一大センセーションを巻き起こしたスプリングスティーン。 それから数年がたち、彼は故郷のニュージャージーで、成功者であるが故のプレッシャーと父親との確執、うつ病との戦いから精神的な苦痛に耐える日々を送っていた。人生の大きなターニングポイントを迎えていた彼は、一人きりで故郷の自室にこもり4トラックのカセットレコーダー1台とアコースティック・ギター、ハーモニカのみで新作アルバム 『ネブラスカ』 の制作に打ち込んでいく・・・・・・。

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109シネマズ富谷にて  映画のポスター

基本的にアコースティック・ギターの弾き語りによるアルバム 『ネブラスカ』 では、奔放でマッチョなロックスター、ブルース・スプリングスティーンの姿は皆無。しかし、アルバム 『ネブラスカ』 は大ヒットし、フォーク・ロックやカントリー・ロックのミュージシャンによって、多くの収録曲がカバーされました。 また、ランボーのようなベトナム戦争帰還兵の悲惨さを歌った超大ヒット曲 『ボーン・イン・ザ・U.S.A』 が生まれる過程も興味深かったです。 

 

映画 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』 予告編

 

映画のオープニングの曲 『明日なき暴走 (ボーン・トゥ・ラン ) 』

これが最高!!  ジェレミー・アレン・ホワイトがスプリングスティーンに似てるし、パフォーマンスもそっくりでした。 この映画で一番の盛り上がったシーンかな!?(笑)

 

アルバム 『ザ・リバー』 から 『ハングリー・ハート』

大学生の頃からだったか、当時この曲が大好きでした。詩もいいですね。

 

映画のエンディングに流れる名曲 『アトランティック・シティ』

アルバム 『ネブラスカ』 収録曲。 陰鬱で孤独で切ない曲ですが、何故か心に響きますね。

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厄介ごとは近頃じゃ、州外からやってくる
地検も安らぐ暇もないほどさ
遊歩道じゃまた一騒動起きそうだぜ
賭博委員会のやつらの首も皮一枚ってところだ 

俺にだって職はあったし、金を貯めようともしたさ
だが、残ったのは誠実な男には返し切れない借金だ
だから俺はセントラル・トラストからありったけの金を引き出し
コースト・シティ・バスの切符を2枚買ったのさ

ああ、どんなものでも死んでいく
ベイビー、それは現実さ
だが、死んだものはいつの日か、復活するんだ
だから、化粧をして、髪もきれいにしとくんだぜ
今夜、アトランティック・シティで会おう

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2025年11月14日 (金)

「ゴッホ展 ~家族がつないだ画家の夢~」 (東京都台東区上野)

少し前になりますが 10月下旬に、上野の東京都美術館で開催中の「ゴッホ展~家族がつないだ画家の夢~」を観てきました。目玉としては、アルル時代の 『画家としての自画像』 や他に 『種まく人』、 『オリーブ園』 などです。 感想を言うと 「すっきりしない、消化不良気味。もやもや感が残る。イマイチかなー!?」 という感じでした。 なぜかというと、いわゆる美術の教科書に載っているような作品の展示はなかったし、コンセプトが専門的というか、研究者向けというか、マニアックなのです。わたくしのように単純に美術展を楽しむ美術好きには、消化不良気味でした。やっぱり基本は、 「ため息が出るほどの名作・傑作を観たい!」 ということです。

今 神戸市立博物館で開催中の「大ゴッホ展 Ⅰ」 (神戸、福島、東京のみで開催) では、なんと大人気作で超名作の 『夜のカフェテラス』 が展示されています。さらに、2027年から始まる「大ゴッホ展 Ⅱ」  では、なんと、なんと超名作・超傑作の 『アルルの跳ね橋』 が展示されるとか!! 素晴らしい企画。今から非常に楽しみです。

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ゴッホ展は、上野の東京都美術館で12/21 (日) まで開催

この日は小雨模様でした。

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美術館入口付近にて

ゴッホ展は大人気です。入場者制限をしているにもかかわらず混雑していました。

ゴッホの名作・傑作はなかったのですが・・・(笑)

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イマーシブシアターのコーナー

ここだけが撮影可でした。

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同じくイマーシブシアターのコーナーにて

20代のフィンセント・ファン・ゴッホ

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同じくイマーシブシアターのコーナーにて

『麦わら帽子を被った自画像』、こちらの方が有名ですかね?

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同じくイマーシブシアターのコーナーにて

ゴッホの絶筆とされる 『カラスのいる麦畑』。 自殺する直前に描いたそうですね。こんな絵が観たかった!!

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ミュージアム・ショップにて

超有名な ゴッホの 『ひまわり』。 このシリーズは、6点が現存しているそうです。この 『ひまわり』 は、昔 観たことがありますね。

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同じくミュージアム・ショップにて

『花咲くアーモンドの木の枝』

ゴッホの弟テオに子供が生まれたのを記念して制作したそうです。 日本の浮世絵を愛し、日本に憧れていたゴッホだからでしょうか、凄く日本的な感じがしました。

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2025年11月 8日 (土)

安達太良山~鉄山 (福島県二本松市)

11月4日 (火)、安達太良高原スキー場のロープウェイを利用して安達太良山 (1700メートル) ~ 鉄山 (1709メール) に登ってきました。天候にも恵まれて、気分爽快な秋晴れの一日でしたが、なんとロープウェイ終点には雪が積もっていて、水たまりはガチガチに凍り付いていました。紅葉が終わり、初冬も過ぎて、山はすっかり冬景色。プチ冬山登山を楽しむことができました。

安達太良山は、遠くから見るとまろやかな乳房に似ているところから 「乳首山」 とも呼ばれていました。百名山でもあり、高村光太郎の 『智恵子抄』 で多くの人に知られるようになり全国的に有名になった山です。

安達太良高原スキー場登山口 (8:40発) → みはらし台 → 安達太良山山頂 → 馬の背 → 鉄山山頂 (11:00着)  鉄山山頂 (11:40発) → 馬の背 →安達太良山山頂 → みはらし台 → 安達太良高原スキー場登山口 (14:00着)  約5時間20分のレッキングでした。(休憩含)

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ロープウェイ乗り場にて(下山時撮影)

紅葉のシーズンには長蛇の列になるのですが、本日は20人くらいの登山者が並んでいるだけでした。

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安達太良山山頂の「乳首」 

雪がうっすらと降り積もり、ガチガチに凍り付いた登山道を1時間15分くらい登ると山頂が見えてきました。

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安達太良山山頂 (1700メートル)

遮るもののない360度の大展望台でした。

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これから向かう鉄山方面を望む

良く見ると風下の斜面など、吹き溜まりになっているところは かなり雪が積もっているようでした。

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十字路にある展望台

この辺りは「沼ノ平」の展望もよく、紅葉のピーク時には混雑するところです。北アルプスの表銀座通りのようなところ。

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十字路付近から望む秋元湖

この辺りからは、火山性ガスの影響もあってか草木が育たない荒涼とした大地が展開。大自然の凄さに圧倒されます。

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馬の背の岩稜地帯

晴れているとは言え、風が吹きつけていて寒い!  標識が凍り付いていました。

ダウンジャケットを着こみ、ニット帽を被り、スキー用のグローブをして、いざ出発!!

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雪に覆われた馬の背の急斜面

この辺りは 5~10センチくらいの積雪量。軽アイゼンが必要でしたね。驚きました。

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同じく馬の背の斜面

安達太良山山頂から鉄山までは、急なアップダウンが続くため登山者は急に少なくなります。

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鉄山山頂を望む

最後の登りです。山頂はもうすぐだ!! 

ガレ場の急斜面が続く鉄山への登りは、道がハッキリしないので迷いやすいです。 鉄山一帯は、滑落事故や道迷い事故多発したため、強風時や濃霧で見通しが悪い時には通行禁止になっています。雪がなかったので助かりました。

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鉄山山頂直下から望む沼ノ平

うっすらと雪に覆われていました。

沼ノ平は、明治32年の大爆発の跡。時折風に乗って硫黄の臭気が漂ってきます。以前は、沼ノ平を通る登山コースがあったのですが、平成9年9月に沼ノ平火口を登山中の4名が、火山性有毒ガスで死亡するという事故が発生して以来、閉鎖・立ち入り禁止になっています。 数年前には、沼尻スキー場側が登っていた登山者が、通行禁止・閉鎖になっている登山道を登り、火山性有毒ガスで死亡するという痛ましい事故が発生しています。本当に火山性有毒ガスには気を付けたいと思いました。

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鉄山山頂 (1709メートル) からの展望

今 登ってきたところを振り返り見る。遠くに安達太良山の山頂が見えます。

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鉄山山頂にて

気象庁が設置した火山活動観測の機器。安達太良山や鉄山は活火山ですが、最近は安定しているようです。

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下山時出会った女性とワンちゃん

許可を得て撮影。  栃木県の宇都宮から日帰りで来たそうです。ちゃんと訓練された賢そうな犬でした。

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下山後は、スキー場近くにある日帰り温泉の「奥岳の湯」に入って疲れをいやしてきました。紅葉シーズンが終わったためか、温泉は閑散状態。おかげで、ゆっくり、のんびりと入ることができました。良かったです。展望露天風呂も最高でした。

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