岩山公園 啄木詩の道 (岩手県盛岡市)
岩山公園展望スポットの少し下に通る 「啄木詩 (うた) の道」 は、平成9年 (1997年) に啄木誕生111周年を記念して作られてそうです。 111周年記念とは、なんとも中途半端な数字に見えますが、啄木の本名が「石川一 (はじめ) 」なので111周年記念にしたようです。
岩山公園展望スポット脇にある 「啄木茶屋」
本日は、平日で雪もかなり積もっているためか休業でした。
腕組みをして立つ啄木像
岩山公園の 「啄木望郷の丘」 に建っています。見つめる眼の先には、岩手山がそびえていました。
岩手山が望める啄木詩の道
啄木望郷丘から少し下った所にある「啄木詩の道」
雪がかなり積もっていたので歩きずらかったですね。
白樺の林に囲まれた約100メートルの散策路
散策路沿いには、10点の歌碑が並べられています。
『友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻といたしむ』
しみじみと共感できる素晴らしい歌です。
当時、啄木は東京朝日新聞社に しがない校正係として採用されていました。たまに記事を書いていましたが、ことごとくボツにされていたそうです。記事が採用されて出世していく同僚が羨ましく思えたのでしょう。
当時、啄木夫婦が間借りしていた、東京本郷弓町の理髪店 「喜之床」の建物は、博物館明治村に移築して一般公開されています。
『不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心』
啄木の歌にしては珍しく、希望に満ちた瑞々しい、明るい春のイメージの歌ですね。素晴らしい!! ちなみに 「不来方のお城」 とは盛岡城址のことです。
岩手山が望める啄木詩の道 終点
『ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな』
やっぱりというか、予想通りというか、ラストはこの歌碑でした。
明治時代に彗星のように現れて4000首もの歌を詠み、若くして病に倒れた歌人 石川啄木。26年余りの短い生涯に、短歌の他に詩や小説、評論、手紙なども多く残しました。 「その文学には、はかりしれない魅力がある」 とのことで、啄木の詩や小説、評論にも注目が集まっているそうです。
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