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2024年12月14日 (土)

映画 『十一人の賊軍』

先日、会員になっている109シネマズ富谷で映画  『十一人の賊軍』 を観てきました。 監督は、映画 『 凶悪 』 や『 孤独の血』 など極限状態に置かれた人間の心理を描くすべに長けた白石和弥。原案は、映画 『 仁義なき戦い 』 シリーズなどの集団抗争劇の名脚本家・笠原和夫が、史実から着想を得て書き残していたプロット。それを白石和弥監督が発掘し、ひと味もふた味も加えて、ワクワクドキドキの熱気あふれる集団抗争時代劇に作り上げました。

感想を一言で言うなら 「最高に面白かった!!  お見事!!」 という感じです。最初から最後まで血生臭く、泥臭さを貫く映画。幕末という時代の非情感・無常感を存分に感じることができるラストも良かった。 首や腕が切り落とされ、肉片が飛び散り、血しぶきが舞う。耳には刀と刀が交わる強烈な金属音と銃声・砲撃音。十一人の賊軍 (罪人) の見事な配役と相まって クライマックスでの迫力満点の戦闘シーンと殺陣 (たて) は、圧巻の素晴らしさ。まるで 「黒澤リアリズム」 ・映画 『七人の侍』 の戦闘・殺陣シーンを観てるいるようでした。感動しました。歴史好き、アクション映画が大好きな方には、絶対にお勧めです。ぜひ大スクリーンで観てください。

物語の舞台は 戊辰戦争真っ只中の1868年 (慶応4年) 、越後 新発田  (しばた)  藩領。旧幕府軍  (奥羽越列藩同盟)  に加盟する新発田藩 家老の溝口 (阿部サダヲ) は、ひそかに新政府軍 (官軍) への寝返りを計画していた。計画を成功させるためには、数日間、 新政府軍を足止めにする必要があった。そのため、捕らえられていた死罪決定の政 (山田孝之) ら10人の罪人と家臣の平四郎 (仲野太賀) の計11人を長岡藩士に偽装させて砦を守らせ、山縣有朋 (玉木宏) 率いる新政府軍と戦わせるという秘策を思いつく。罪人たちは 「勝てば無罪」 という約束を信じて、平四郎 (仲野太賀) は新政府軍を撃退すべく、命をかけた壮絶な戦いに身を投じていく・・・・

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映画  『十一人の賊軍』 のポスター

迫力満点の戦場シーンと圧巻の殺陣には目を奪われます。特に、本格的殺陣は初めてという仲野太賀と長州藩脱藩の老剣術家を演じた 「東映の切られ役」 こと本山力の殺陣は見事の一言。  鬼気迫る演技と表情に圧倒されました。

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109シネマズ富谷内にて 今回は、10番シアターで観てきました。

ただ、いきなり 「戊辰戦争 」 や 「新政府軍 (官軍) 」 、 「奥羽越列藩同盟 (賊軍) 」 、「新発田藩・長岡藩・米沢藩」 がどうのこうのと言われても、有る程度知識がないと全然理解できないと思いました。ましてや 「新発田藩の歴史的な裏切り」   という史実は、よほどの歴史好き・幕末好きな人でないと全くちんぷんかんぷんです。この辺が歴史物映画の難しいところですね。

 

映画 『十一人の賊軍』 特別映像  (新発田藩×新政府軍×旧幕府軍、三者の思惑に踊らされる!)

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