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2024年4月16日 (火)

映画 『 オッペンハイマー 』

先日、いつもの109シネマズ富谷で映画  『オッペンハイマー』 を観てきました。 様々な事情から日本では、やっと今年になってから公開。原子爆弾開発の 「マンハッタン計画」 を主導した天才物理学者 ロバート・オッペンハイマーの栄光と悲劇を描いた映画。監督は、 『ダークナイト』、『ダンケルク』 、『テネット』 で知られるクリストファー・ノーラン監督。 世界的にも大ヒットし、米アカデミー賞で作品賞、監督賞、主 演男優賞など7部門を制した圧巻の映画です。 しかし、一言で言うなら 「なんでこんな映画がアカデミー賞の作品賞なんだろう?」 というのが正直な感想です。ハッキリ言って難解で分かりにくい映画。まず、登場人物が多すぎます。誰がなにやら、複雑な人間関係が理解できませんでした。絶対に相関図が必要。次に、戦前・戦中・戦後を行きつ戻りつ、複雑に交錯するので時間軸が分かりずらい展開。さらに、上映時間3時間は長過ぎ。2時間で充分な内容の映画でした。最後に、広島や長崎の惨状を知っている わたくしとしては、不快なシーンも多々ありました。特に、原子爆弾開発が成功してオッペンハイマーが英雄として祭り上げられ、アメリカの国民が半狂乱になって狂喜乱舞するシーン。これはかなり不快でしたね。改めて 「なんでこんな映画にアカデミー賞を与えてしまったのか??」 と思いました。ただ、オッペンハイマーを演じたキリアン・マーフィーの演技は名演でした。素晴らしい演技です。あと、IMAX (アイマックス) カメラで撮影したという「トリニティー実験」シーンの圧倒的な臨場感。観ていて恐ろしくなりました。  難解な映画が好きな人にはお勧めです。是非観てください。(笑) 

物語は、1926年、イギリスのケンブリッジ大学で物理学を専攻したいたロバート・オッペンハイマー (キリアン・マーフィー) が、ドイツに渡り理論物理学を学ぶシーンから始まる。1942年、帰国したオッペンハイマーは、レズリー・グローヴス将校 (マット・デイモン) から原子爆弾開発の極秘プロジェクト「マンハッタン計画」への参加を打診される。第二次世界大戦下、ナチスドイツによる原子爆弾の開発は、もはや時間の問題だと思われていた。そこで、オッペンハイマーは、全米から優秀な物理学者・科学者を招聘し、ロスアラモス研究所を設立する。1945年7月に、原子爆弾の開発に成功。8月に広島・長崎への原子爆弾投下。その惨状に苦悩するオッペンハイマーは、核開発競争に反対の姿勢を表明する。その結果、アメリカ海軍少将で原子力委員会の委員長ルイス・ストローズ (ロバート・ダウニーJr) と対立を深めいて行く。 時代は冷戦に突入。 赤狩りの嵐の中、追い詰められて行くオッペンハイマー・・・・・。

Img_68737 

109富谷シネマズにて

ただ、この映画では、常に仮想敵国を求めずにはいられないアメリカが、道を誤って行く悲劇も描かれています。観方によっては、反戦・反核映画とも言えるでしょう。

 

映画 『オッペンハイマー』 予告編2

 

『 ロング・タイム・アゴー 』 THE TIMERS (忌野清志郎)  (1989 LIVE 広島)

Long time ago 44年前
原子爆弾が落ちてきて
何十万人もの人が
死んでいったのさ

Long time ago 44年前
8月6日の朝 8時15分
何の罪も無い人が
殺されちまったのさ

Long time ago 44年前
人間の歴史で 初めてのことさ
この日本の国に
原子爆弾が落ちたのさ

知ってるだろ?
美少女も美男子も たった一発
顔は焼けただれ 髪の毛ぬけ
血を吐きながら
死んでいくのさ Oh

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