« 星野リゾート ネコママウンテン 北エリア (福島県北塩原) | トップページ | スプリングバレー仙台泉スキー場 ( 仙台市泉区 ) »

2024年3月 2日 (土)

映画 『 コヴェナント/約束の救出 』

先日、利府町の 「新利府イオンシネマ」 で、映画 『コヴェナント/約束の救出』 を観てきました。本作は、アフガニスタン問題とアフガニスタン人通訳に関する複数の実話に基に、脚本家でもあるガイ・リッチー監督が描いた最新作映画です。日本人にとって胸が熱くなる 「義理・人情・恩義」 、 「約束・絆」 をテーマにし、迫力ある銃撃シーンや想像を絶する過酷な救出劇などを織り交ぜ、ハラハラドキドキ、手に汗握る、緊張感あるれる展開に仕上げています。素晴らしいの一言。単なる戦争映画と言うよりも、戦場を舞台にした骨太の 「社会派ヒューマンサスペンス映画」 と言った方がぴったりだと思いました。ガイ・リッチー監督の代表作になること間違いなし! 絶対に観て損のない映画。面白くて、楽しめて、感動する映画です。

物語の舞台は、2018年のアフガニスタン。 タリバンの武器や爆発物の隠し場所を探査する部隊を率いる、アメリカ軍のジョン・キンリー曹長 (ジェイク・ギレンホール) と、彼に雇われたアフガ二スタン人通訳アーメッド (ダール・サリム) を軸にストーリーが展開していく。キンリー率いる部隊は、爆発物製造工場を突き止めるが、タリバンとの壮絶な銃撃戦でキンリーとアーメッド以外は全員殺されてしまう。キンリーは、銃弾を受け瀕死の状態となるがアーメッドに救出される。想像を絶する過酷さの中、アーメッドはキンリーを運びながら、砂漠の山岳地帯を100キロ進み続け、ついに救出に成功。 数週間後、回復したキンリーは、妻子の待つアメリカへ帰国する。その後、アーメッドの移住ビザが発行されていないばかりか、アーメッドがタリバンに賞金を懸けられ、命を狙われていると知って愕然とするキンリー。アーメッドとの約束  (通訳には報酬として移住ビザが約束されていた) と命を助けられた恩義に報いるためにキンリーが選択したのは、自力でアーメッドと家族を救出するため、再びアフガニスタンへ戻ることだった・・・・・

Img_66257

新利府イオンシネマにて

 

映画 『コヴェナント/約束の救出』  予告編

 

映画の冒頭シーンでは、「アメリカ」 の 『名前のない馬』 が使用されています。 『名前のない馬』 は、ベトナム戦争が泥沼化していた1972年に大ヒット。 全米1位になった曲で、ベトナム戦争に対する反戦歌としても知られています。ちなみに、 「アメリカ」 は、イギリスで結成されたアメリカ人3人組のフォーク・ロックバンド。

泥沼化していたアフガニスタンでの戦争。荒涼とした砂漠では大量に人が殺される。しかし、そのような状況の中でも、たった1つの命の大切さを実感させてくれる映画でした。本作の全てを象徴するような、ガイ・リッチー監督の見事な選曲。素晴らしいです。 

アメリカ  『 名前のない馬 』

|

« 星野リゾート ネコママウンテン 北エリア (福島県北塩原) | トップページ | スプリングバレー仙台泉スキー場 ( 仙台市泉区 ) »