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2024年2月

2024年2月26日 (月)

星野リゾート ネコママウンテン 北エリア (福島県北塩原)

なんと、キャンペーンに応募したら 「リフト1日優待券 」 (5500円相当)  が当選。そこで、早速、2月21日に星野リゾート ネコママウンテン に行ってきました。しかし、天候、コンディションは最悪状態。分厚い雲が垂れ込め、ガスがかかり終日雨模様。しかも、気温はプラス3度という異常な暖かさ。40年くらいスキー・スノボをやっていますが、こんな事は初めてです。さらに、ネコママウンテンの南エリア  (旧アルツ磐梯スキー場)  は、雪不足のため平日はクローズでした。驚きました。豪雪地帯 会津のスキー場が 平日とはいえ2月でクローズとは・・・! あり得ないと思いました。今年は、間違いなく異常です。 

バーンコンディションも最悪で、雨を含んだ重い雪がいたるところで山のように盛り上がりデコボコ状態。 「こんなのは、スキー場じゃない!」 と思いました。酷すぎます。  最悪のコンディションの中 10時~14時頃まで滑ってきました。

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当選したリフト1日券 (5500円相当) 

ラッキーでした。今年は、何かいいことがありそうな予感です!(笑)

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最大斜度30度、平均斜度17度のデビル1コース側を望む

終日こんな天気です。冷たい雨が降り続く・・・・。

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向かって左側のエキサイト1コース側を望む

最大28度の急斜面コースは、いたるところで地肌が露出していました。これは、2ヶ月先の4月下旬の光景です。

最悪のコンディションにもかかわらず、高校生・大学生のグループやチャイニーズ系のグループ、ジジババスキーなど多くの人が訪れていました。

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デビル1コースにて

本日はスノーボード。 水分を多量に含んだ重い雪が、山のように盛り上がっているので滑るのが大変でした。カービングターンどころではありません。とにかく転倒しないように、スピードをセーブしてショートターンで慎重に滑っていました。かなり疲れましたね。

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リフト乗り場には長い列ができていました。

高校生や大学生、チャイニーズ系の人たちは、ほとんどがスノーボードです。

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フォレストキャットリフト降り口付近にて

初心者スノボーダーが待機していました。初心者スノボーダーにとっては、辛いバーンコンディションでしたね。

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フォレスト3コースにて

ロッカーボードを持ってくれば、もっと楽に滑れたのになー!」 と思いました。 ちなみに、「ロッカーボード」 とは、女性・初心者向けのスノーボードで、キャンバーボードとの形状の違いから、今日のような モコモコと盛り上がった春の腐れ雪やパウダースノー を滑るには最適なスノーボード。けっこう楽に滑るとができます。 わたくしは、中・上級者向けのキャンバーボードを2台、ロッカーボードを1台持っています。

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昼食は、 「磐梯山ソースカツ丼 みそ汁付き」 (1200円)  をいただいてきました。

ボリューム満点で食べ応えがありました。ソースカツもみそ汁も美味かったです。

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2024年2月19日 (月)

「 ゴールデンカムイ展 」 ( 仙台市宮城野区 )

先日、仙台駅東口のTFUギャラリーミニモリで開催している 「ゴールデンカムイ展」 を観てきました。  『ゴールデンカムイ』 は、週間ヤングジャンプに連載され、全31巻の累計発行部数が2700万部の大ヒットを記録した漫画。  「不死身の杉元」 の異名を持つ元軍人とアイヌの少女アシリパたちが繰り広げる金塊の争奪戦を軸に、アクション、アドベンチャー、歴史、狩猟グルメ、ギャグなど様々な要素が絡み合う物語です。

 「 ゴールデンカムイ展」 では、120点以上のイラストのほか、作者の野田サトルさんが集めたアイヌの狩猟用具や民具、大日本帝国陸軍で使用された銃などの実物資料が展示されいる。物語を追体験できるので、ファンにとっては最高の企画展。 見応え十分です。

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入口にて 

一昨年の東京を皮切りに京都~福岡~札幌~函館~仙台と続き、最後は新潟で終了のようです。

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第1ゾーン  金塊争奪戦の始まり

このゾーンは、平日にもかかわらず混雑していました。やっぱり、ヒグマの影響でしょう!(笑)

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アシリパが倒したヒグマの剥製

2メートル以上はあるでしょう。デカい。ツキノワグマの倍以上。間地かで見ると恐怖を感じます。

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アイヌの少女 アシリパの武器 (狩猟用具)

左がカリンパウンク (桜の皮を巻いた弓) 、右上がメノコマキリ (女用シースナイフ) 、右下がタシロ (山刀) 、中でも超弾性の弓は強力で、即効性の猛毒トリカブトの矢でヒグマも倒します。さらに、アシリパは、 グレイシャルコート、ニューワールド・アームレト、タイツ、グレイシャルブーツなどを装備しているとのこと。凄いですね。マタギをも凌ぐ完璧なハンターです。

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第3ゾーン  命を繋ぐものたち

ここでは、作品に登場したアイヌの歴史的背景や文化を紹介。

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「のっぺら坊」 ことアシリパの父 ウイルク愛用のマキリ (男用シースナイフ)

ちなみに、ウイルクは、樺太アイヌの母とポーランド人の父の間に生まれたハーフ。そして、ウイルクと北海道アイヌの母の間に誕生したのがアシリパです。

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有古力松一等卒 (イポプテ) が使用する大型のマキリ (男用シースナイフ)

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なんと、チタタプもありました!

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第4ゾーン  それぞれの役目

網走決戦、樺太ゲリラ戦、札幌大激戦という三つの重要な戦いを時系列に紹介・解説しています。

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不死身の杉元愛用の三十年式歩兵銃

銃の先端には、刃渡り40センチの銃剣が装着できます。 他にも、土方歳三の愛刀、レプリカの和泉守兼定 (いずみのかみかねさだ) やウィンチェスター銃、鯉登 (こいと) 少尉のサーベル、鶴見中尉の軍服などなど、ファン必見の品が多数展示してあります。

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大日本帝国陸軍第七師団のスナイパー尾形百之助が使用する「三八式歩兵銃」

最大射程距離 2400メートル。尾形は、 「条件さえ整えば2000メートル離れた敵を狙撃できる!」 と豪語していた。

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2024年2月15日 (木)

雫石プリンスホテル ( 岩手県雫石町 )

2月9日 (金) 、かみさんの誕生日のお祝いということもあり、スキー場にある雫石プリンスホテルに1泊してきました。わたくしは、スキー場から直接 15時過ぎにチェックイン。スキーもスノーボードもしない かみさんは、東北新幹線で盛岡駅下車後、盛岡駅前発の送迎バスでホテルに向かい 16時頃にチェックインして、わたくしと合流しました。  

かみさんの 「温泉ホテルでのフレンチのコース」 との希望がありプリンスホテル決定。わたくしとしては、盛岡の奥座敷、つなぎ温泉の宿に泊まってゆっくり、のんびりしたいなーと思っていたのですが、まあ、かみさんの希望がフレンチだったので、しょうがないですね。(笑)

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泊まった雫石プリンスホテルと雄大な岩手山 (2038メートル)

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部屋は、3Fのスタンダードツインルーム

部屋からは雄大な岩手山を望むことができました。 「 大展望ルーム 」 という感じです!(笑)

温泉は、雫石プリンスホテル内に源泉のある別名 「 高倉の湯 」 。 薄い茶褐色のモール温泉で、かすかに灯油臭のする名湯です。もちろん、源泉かけ流し。ヌルヌルとした肌触りは、まさに美人の湯。さらに、屋根付き露天風呂の大浴場の前には、庭園と大きな池が広がり、池で泳ぐ錦鯉を眺めながらゆっくりと疲れた身体を癒すことができます。最高でした。

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ホテルの玄関前には、小さなイルミネーションと大きなかまくらがありました。レストランの席からも見ることができて 雰囲気が最高。良かったです。

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「 前沢牛のグリル オリーブソース添え 」

「 銀河ディナーコース 」のメインディッシュがこちらでした。オリーブソースと前沢牛の相性は抜群です。もう最高!至上の美味さでした。
本日はフランス料理がメインなので、お酒はそこそこに控えて料理を楽しんできました。とは言っても、エビスの生ビールに始まり、竹鶴のハイボール、フランスワイン、地元岩手・雫石の地酒をいただいてきました。たまには、フレンチもいいですね。

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ラストは、オーダーしていた誕生日ケーキです。

思ったよりも大きかったので、四分の一ずつ食べて、残りは部屋に持ち帰り翌日の朝に食べました。いやー、実に美味しかったですね。

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ホテルのスキー・スノボのロッカールームに貼ってあったポスター

見た瞬間、思わず 「まだやってたのかー! 」 とつぶやいてしまいました。 わたくしがスキーをガンガンやっていた頃のイメージキャラクターは、江角マキコと竹野内豊で、曲が globe の 『 DEPARTURE ( デイパーチャーズ 』  でした。いやー、非常に懐かしいですね。

『 JR SKI SKI  2023-2024 』 キャンペーン動画

 

『 JR東日本 SKI SKI 1996-1967  』   DEPARTURE ( デイパーチャーズ

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2024年2月12日 (月)

雫石スキー場 ( 岩手県雫石町 )

2月9日 (金) に雫石プリンスホテルに一泊して、 25年ぶりに雫石スキー場に行ってきました。 雫石スキー場は、1993年アルペンスキー世界選手権の会場となった日本屈指のスキー場です。バリエーション豊かなコースが設定されており、メインは急斜面~中斜~緩斜面と変化に富む全長4500mのダウンヒルコース。実際に世界のトップレーサーが競い合った名コースです。中腹には、初級者向けのコースも多くあり、初級者から上級者まで思う存分に楽しめるスキー場です。

この日のスキー場の最低気温はマイナス15度、最高気温はマイナス4度。しかし、青空が広がり、日差しもかなりあったので、あまり寒さは感じませんんでした。山麓の積雪・雪質はイマイチでしたが、爽快なロングクルージングを満喫。シニア1日券を購入して 9時30分~14時30分頃まで滑ってきました。

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雫石プリンスホテルと雄大な岩手山 ( 2038メートル ) 

定番の写真です。岩手山の左側に見えるのが、岩手高原スノーパーク。 ホテル前のコースは、積雪がなんと、たったの30センチ。例年の半分以下とのこと。そのためコースは、ガリガリ、バリバリのハードバーン、アイスバーン状態。滑っている人はほとんどいませんでした。

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中腹の初心者エリア、パークエリアにて

ロープウェイとリフト二本を乗り継いで、標高1200メートルのトップに向かう。多くの自衛隊員が雪上訓練のため来ていました。

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やっと、山頂が見えてきました。

ご覧の通り山頂付近でもこんな感じ。雪が少なすぎて痛々しい!

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標高1200メートルのリフト降り口付近にて、見事な眺望です。

この先から、全長4500メートルのダイナミックなダウンヒルコース (旧メンズダウンヒルコース) が展開する。いやー、わくわくしますね! (笑)

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同じく標高1200メートルのリフト降り口付近にて

このポイントに立ったら、すぐに滑り始めないで見事な展望をじっくり鑑賞したい。岩手山を筆頭に岩手高原スノーパークや網張温泉スキー場、右手には広大な小岩井農場が展開する。絶好の撮影ポイント!

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旧メンズダウンヒルコース中間付近にて、本日はスノーボード!

あと、2000メートルくらい残ってます。素晴らしいロングコース。この辺りからは、中斜面~緩斜面が続くので、ロングターンで爽快なクルージンを楽しんできました。

「 ロングターンでの爽快なクルージン 」 とは、こんな感じです。もちろん、こんなにカッコよくはないですが! (笑)

 

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旧メンズダウンヒルコース終盤付近にて

岩手山も大きく見えます。この辺りになると、雪がかなり少なくなっていて、ガリガリのハードバーン状態。地肌の露出や小石も多くなり、膝や腰に負担がかかり滑るのが大変でした。

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昼食は、ロープウェイ山麓駅舎内の  「 ラーメン あねっこ 」 で、雫石スキー場の名物  「あねっこ味噌ラーメン」 (1200円)  をいただいてきました。 野菜もたっぷり入っていて最高に美味かったです。ちなみに 「あねっこ」 とは、 「お姉さん」 という意味です。

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2024年2月 2日 (金)

映画 『 ゴールデンカムイ 』

先日、いつもの109シネマズ富谷で映画 『 ゴールデンカムイ 』 を観てきました。『ゴールデンカムイ』は、野田サトル氏によって「週刊ヤングジャンプ」で連載された作品で、単行本の累計発行部数が270万部を超える大ヒット漫画です。これが、なんと、ついに実写化されたのです。原作漫画のファンの一人として、嬉しさとともに 「実写化して大丈夫なんだろうか?」 、「ヒットするのだろうか?」 と不安になりましたが、不安は杞憂に過ぎなかった。 極寒の北海道を中心に撮影され、妥協を感じさせない完成度と原作漫画の世界観と雰囲気を忠実に再現。どのキャラクターも完璧で、漫画から飛び出してきたような存在感が漂っていた。そのため映画は大ヒット上映中。素晴らしいの一言です。原作漫画やアニメに触れていない人でも十二分に楽しめる映画。北海道やアイヌなどに興味のある人にもお勧めの映画です。

本作は、あくまでも長編作品の序章。言ってみれば 「小樽編」 です。映画  『 ゴールデンカムイ 』 は 始まったばかり。これから  「樺太編」 、「札幌編」 、「函館編」 と続いて行くと思われます。実際、ラストのエンドロールでは、次作の予告映像が流れていました。今後が非常に楽しみです。

物語の舞台は、明治時代後期の北海道。日露戦争から帰還した杉元佐一 (山崎賢人) は、ある目的のため北海道に渡り、砂金取りに明け暮れていた。そこで、杉元は、のっぺら坊と呼ばれる男がアイヌを虐殺して強奪したという、莫大な量の埋蔵金 (砂金) の存在を知る。埋蔵金の行方を突き止めると決めた杉元は、のっぺら坊に父を殺されたアイヌの少女アシリパ (山田杏奈) と出会う。同志となり共闘することになった杉本とアシリパたちは、陸軍第七師団中尉 鶴見篤四郎 (玉木宏) や網走監獄で生きていた元新選組副長 土方歳三 (舘ひろし) らとの壮絶な埋蔵金争奪戦を繰り広げて行く・・・・・

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109シネマズ富谷にて

本作は、アクション、アドベンチャー、ハンティング、グルメなどを描きながら、随所にアイヌ文化に対するリスペクトが感じられます。特に、北海道平取町に再現されたアイヌのコタン (集落) やアイヌ料理のチタタプ (肉・鮭のたたき鍋) 、オハウ (肉・野菜の煮込み汁) には大注目です。多岐に渡るコンセプトで、様々な角度から北海道の大自然やアイヌ文化の魅力を発信する映画とも言えます。 最後に、アイヌの狩人・アシリパ (山田杏奈) ちゃんが最高にかっこよかったです。 北海道の過酷な自然を生き抜くサバイバル技術を身に着け、猛毒の弓矢でヒグマを倒して杉元を助けたり、アイヌの神々 (カムイ) に祈りを捧げたりと、脈々と続くアイヌの文化・精神の象徴でした。さらに、絶妙な藍色の瞳と透き通るような白い肌に薄桃色の頬は、冬の北海道の大自然に最高に映えていました。

 

映画 『 ゴールデンカムイ 』 予告編 Ⅰ

 

映画 『 ゴールデンカムイ 』 予告編 Ⅱ

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