石油の里公園 (新潟県新潟市秋葉区)
先週、1泊2日で新潟県を車で旅行してきました。個人的に思い入れのあるマイナーな観光地を巡るという、気の向くままの一人旅。あいにくの天候でしたが、秋の新潟を満喫してきました。一泊したのは、車の時にいつも利用しているルートインホテルズのルートイン新潟インター。インターチェンジの近くで 「道の駅 新潟ふるさと村」 も目の前にあり、アクセスもバッチリでした。
最初に向かったのは、5~6年前から行きたいと思っていた憧れの地 「石油の里公園」 でした。
「石油の里公園」には、国指定史跡の 「新津油田金津鉱場跡」 や 「石油の世界館」 、 「中野邸記念館」 などが点在しています。
山林内の 「C7号油井」
公園内一帯は、大規模な油田地帯だったため、このような石油の採掘に使った高い櫓 (やぐら) が至る所に点在しています。「おぉー!凄い!」 と思わず声を上げてしまいました。見応えあり過ぎです。
最盛期 (明治末期~昭和初期) の新津油田の産油量は日本一で、全国の産油量の3割~4割を占めていたそうです。すごいですね!
石油の里公園、金津鉱場跡に残る原油を貯めたタンク
石油産業遺産群のひとつで、このレンガ造りのタンクは 100年以上使われていたそうです。
石油がしみ出す露頭
油田地帯である山林では、5~6ヶ所の 「石油がしみ出す露頭」 を見ることができます。
石油がしみ出す露頭
黒くなっている部分。木の棒で削って臭いをかいでみると、石油臭がプンプンしました。驚きましたね。
公園内ある 「石油の世界館」
なんと、入館料は無料でした。嬉しい限りです。(笑)
石油の世界館内にて
ここでは、油田の歴史や石油が採掘されていた仕組みなどを学ぶことができます。
大正時代末期の金津油田中心部 (石油の里公園) のジオラマ
右側の赤い部分が石油の世界館、上の山林が油田地帯、下が石油処理施設群。
石油王と呼ばれた中野貫一の邸宅 「中野邸記念館」 にて
新潟県は、現在も日本一を誇る石油・天然ガスの産出県です。その基礎を築いたのが、石油王と呼ばれた中野貫一でした。
同じく 石油の里公園内にある「中野邸記念館」 にて
裏山まで続く広大な敷地にある、約250坪の豪壮な邸宅は見応え充分。素晴らしかったです。中野家所有の江戸時代からの貴重な品々も展示されていて観ることができます。敷地内にある回遊式の庭園・泉恵園も見事でした。
石油の里公園近くにある 「煮坪 (にえつぼ) 」
ここは、新津油田発祥の地である原油と天然ガスの湧出地。新津油田の全盛期までは、原油と天然ガスが沸々と吹き上がっていて、まるで物を煮炊きする音に似ていることから、この名が付いたとのこと。現在は、こんな感じですが 石油臭が漂っています。「越後七不思議」ひとつで、新潟市の指定文化財になっています。
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