映画 『ミッション・インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
先日、いつもの109シネマズ富谷で映画 『ミッション・インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』を観てきました。
シリーズ集大成のアクション大作!トム・クルーズ 60歳、さらなる限界に挑戦!待ちに待った映画が帰って来た! もう27年間続いているトム・クルーズ製作・主演のスパイアクション 『ミッション・インポッシブル』 シリーズ第7弾。 世界各地で繰り広げられるスタントなしの生身のアクションは、限界破りで凄まじいの一言。トム・クルーズは全力で走り、戦い、1200メートルの断崖絶壁からバイクでジャンプし、自我に目覚めたAIと格闘し、人間の可能性に全身全霊でしがみつく。 ハラハラドキドキ、息も付かせぬアクションの連続で、観客の期待を裏切りません。盛りだくさんのPART1は、3時間近くある映画なのに体感時間は、あっという間。 一刻も早くPART2を観たくなりました。今作は、間違いなく本年度のベスト3に入る映画です。是非映画館で観てください。
今作のイーサン・ハント (トム・クルーズ) たちの敵、それはロシアが極秘裏に開発した高度な新型AI 「エンティティ」 。 物語は ベーリング海で、恐るべき 「エンティティ」 を組み込んだロシアの潜水艦が撃沈するところからはじまる。自我に目覚めた 「エンティティ」 は、世界中のありとあらゆるネットワークに侵入し、人類の敵となっていく。 この 「エンティティ」 を唯一制御し破壊することができる 「鍵」 を巡って、イーサン・ハントのIMF (インポッシブル・ミッション・フォース) チームと 「エンティティ」 を使って世界を支配しようとする因縁の強敵ガブリエルやCIAなどとの壮絶な争奪戦が繰り広げられる。 荒涼としたアラビアの砂漠から威容の都市アブダビ、ローマ、ベネチアへ。さらに、最大の見せ場であるヨーロッパの山岳地帯を走り抜ける豪華列車 (オリエント急行) のシーンへと展開していく。
109シネマズ富谷にて
映画 『インディー・ジョーンズ』 を観ると、誰しもがAIを身近に感じられるようになります。時代は秒速で変化している。AIによって生成された若き日のシルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーが主演する映画ができるかもしれません。折しも先月、国連安全保障理事会がAI (人口知能) に関する公開会合を開いたばかり。アントニオ・グテーレス国連事務総長は、「はっきり申し上げましょう。悪意を持ってテロ、犯罪、国家の目的のためにAIシステムを使用すば、恐ろしいレベルの死、破壊、広範なトラウマ、深い精神的ダメージを、想像を絶する規模で引き起こす可能性があります。AIを利用したサイバー攻撃は、すでに重要なインフラや、国連自体の平和維持活動や人道支援活動を標的として、多大な人的被害をもたらしています。」 と発言しました。まさに今作の 『ミッション・インポッシブル』 のテーマです。 AIの進化に抗い、人間の存在感・価値感・生身の力を追求し続けているのがトム・クルーズなのだと思いました。 トム・クルーズ、まだ還暦を過ぎたばかり。更なる限界に挑戦してもらいたい。期待しています。
映画 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』 予告編
映画 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』 特別映像
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