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2023年6月

2023年6月29日 (木)

奥州平泉温泉 しづか亭 (岩手県平泉町)

先週の日曜日、全国旅行支援を利用して、かみさんと奥州平泉温泉「しづか亭」 に一泊してきました。 「しづか亭」 は、世界遺産平泉の西側の里山にある小さな湯宿。10部屋ほどの客室は満室でした。世界遺産平泉に近いということもあり、遠方から来たお客さんが多く宿泊していました。

温泉に入っている時に話かけられた徳島県から来たという60代の男性は、 「一人で東北を旅行している。徳島空港から仙台空港には直行便がないので、神戸空港から仙台空港へ、仙台からは新幹線とタクシーで平泉に来た。明日は、盛岡~秋田へ行く。今日の平泉観光は、タクシーを利用して回った。運転手さんに観光ガイドをしてもらったので、地元の人にしか分からないような話もいろいろ聞くことができたし、効率良く回ることができたので良かった。しづか亭にもタクシーで来た。」 と話していました。 最後に 「やっぱり一人旅はいいですねー!」 と盛り上がってしまいました。 リッチな人だなーとしみじみ思いましたね! (笑)

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「しずか亭」正面

達谷窟  (たっこくのいわや)  毘沙門堂 別當 達谷西光寺の近くにあり、何気ない里山の風景が魅力の湯宿です。

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玄関を入ってすぐのロビーは、こんな感じ。

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夕食は、なんと部屋食でした。いやー、部屋食なんて10数年ぶりです。

里山で採れた山菜や旅館の菜園で採れた野菜をふんだんに使ったヘルシーな料理でした。メインは、前沢牛のすき焼き。これにも採れたての野菜・山菜がたっぷり。かみさんは、 「ヘルシーで最高!」 と喜んでいました。 さらに。地元産のそば粉を使った 「手打ちそば」 は絶品でした。美味かったです。わたくしは、ビールに、地ビール、地酒、ハイボール、かみさんは、ビールに、地ビール、ワイン、レモンサワーをいただいてきました。

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源泉かけ流しの大浴場 「めぐみの湯」

アルカリ性泉質で、肌がツルツルになる美肌の湯でした。露天風呂もあり、とても良かったです。

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朝食です。

旅館の前に広がる「菜園 たゆたう」で採れた野菜をふんだんに使用した朝食。大変美味しくいただきました。特に大盛りのサラダは、採れたての野菜を使用しているので最高に美味しかったです。

しづか亭では、地元農家の指導で菜園をフィールドとした「菜園ぶらり朝散歩」や「収穫体験」、「染色 親子あそび」などの自然体験イベントを開催していて好評を博しているとのこと。

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2023年6月20日 (火)

映画 『怪物』

先日、いつもの109シネマズ富谷で映画  『怪物』 を観てきました。坂本教授が音楽を担当していて、カンヌ映画祭で脚本賞を受賞したので観に行くかー、という軽いノリで観に行った映画です。わたくし的はイマイチだった 『万引き家族』 の是枝監督だったこともあり、あまり期待してはいなかったのですが、なんと予想外のデキ。傑作映画でした。子供たちの素晴らしい演技に心を動かされ、坂本教授の音楽が心に沁み入り、ラストに感動し、涙しました。  『怪物』 というタイトルに惑わされやすい感が否めませんが、間違いなく今年必見の映画です。

古くは黒澤明監督の  『羅生門』  やタランティーノ監督の 『パルプフィクション』 、伊坂幸太郎の小説に良く見られるような多視点構成の物語。時間軸を前後させながら多数の伏線を張り巡らし、全ての点が線となり真実が全貌を現すという みごとな脚本。カンヌ映画祭で脚本賞を受賞したのは当然の結果だと思いました。

物語の舞台は、諏訪湖の畔にある静かな町。三人の視点から物語が展開する。小学生の子どもたちが引き起こす小さなトラブルやいじめ。子どもと担任の教師とのいさかい。モンスターペアレント化していく母親。 単なる子ども同士の喧嘩と担任の教師による暴力かと思われたが、三人の言い分が食い違いを見せていく。事件の顛末が、母親、担任の教師、子供の視点で描かれ、次第に切ない真実が浮かび上がる・・・・ これ以上書いたらネタバレになってしまうのでご容赦ください!(笑)

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109シネマズ富谷にて

映画 『怪物』 のベースは、間違いなく 『銀河鉄道の夜』 だと思いました。主人公の二人の少年は、正にジョバンニとカムパネルラ。映画には、『銀河鉄道の夜』の場面を連想させるシーンもあり、悲劇的で切ないラストも 『銀河鉄道の夜』 そのものでした。

映画 『怪物』 予告映像

 

映画 『怪物』 15秒CM (カンヌ篇)

 

坂本教授の 『Aqua』 は、映画のラストシーンに流れる切ない名曲です。坂本教授の曲が無かったら、この映画は成り立たなかったと思いました。

映画のエンドロールには、 「坂本龍一さんのご冥福をお祈りいたします」 とのテロップが入っていました。いやー、感動して涙が出てきましたね。

坂本龍一 『Aqua』

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2023年6月 8日 (木)

月山 (山形県西川町)

少し前になりますが 5月28日、月山 (1980メートル) に登ってきました。 この日は日曜日で、3ヶ所ある広い駐車場は満車状態。月山リスト下駅は、多くのスキーヤーやスノーボーダー、登山者で混雑していました。窓口販売と新しく電子マネー決済のリフト券 自動販売機が設置されていましたが、それでもリフト券売り場は長蛇の列。15分くらい並んでやっと購入することができました。

リフト1回券 (600円) を購入してリフトに乗り、上駅へと向かう。 今回は、スキーやスノーボードではなくトレッキングのみです。登り始めは、雲が多くガスっていましたが、次第に晴れてきて強い日差しが照り付けてくる展開。風もなかったので、かなり暑くなり汗が滴り落ちる状況。でも山頂に近づくにつれて涼しくなり、快適なトレッキングができました。

月山リフト上駅 (9:00発) →牛首→月山山頂 (11:45着)  月山山頂 (12:30発) →牛首→月山リスト上駅→月山駐車場 (15:00着)  休憩含む。約6時間のトレッキングでした。

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月山リスト上駅にて

6本爪アイゼンをアイゼンを装着して、いざ月山へ・・・・・・!

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中間付近にて

バックカントリーのスキーヤー、スノーボーダーもかなり多かったです。

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牛首付近にて   

今登って来たところを振り返り見る。

次第にガスがとれてきました。予報通り晴れて来るようです。

ご覧の通り、今の時期の月山は雪が多いため、姥ヶ岳の斜面に沿ってアップダウンを繰り返しながら、延々と続く広大な雪原の中を進んで行きます。トラバース気味のアップダウンなので、アイゼンを装着しているとはいえけっこう大変です。

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牛首付近にて

スノーボードを背負った二人がハイペースで登って来ます。

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標高1800メートルの地点にて

 40歳前後のスノーボーダー二人に、あっという間に追い越されてしまいました。

話をしたら、なんと、この二人は、山頂までスノーボードを背負って登って、月山南東斜面に展開する大雪城 (万年雪になる巨大な雪渓) を滑るとのこと。滑るのは気分爽快最高ですが、その後、延々とボードを背負って登り返さなければなりません。40歳前後とは言え、凄い体力だと思いました。

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鍛冶小屋跡付近から、今登って来たばかりのところを振り返り見る。

後方は朝日連峰。磐梯朝日国立公園の素晴らしい展望が展開する。

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月山山頂 (1984メートル) に到着。

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ご覧の通り、月山山頂の東側は雪に覆われていました。

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月山山頂から北東側、肘折温泉方面を望む。

こんな感じで展望はいまいちでしたが、時折日が差し込み、心地よい風が吹き、気持ち良かったです。

広大な雪原を堪能したがら昼食休憩。ずっと見てると、スノーボードで滑りたい衝動にかられまた。誰かボードを貸してくれないかな??(笑)

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帰りは、いつものように道の駅西川の温泉で汗を流し、小腹がすいたので 「 中華そば+煮卵 」 (800円) をいただいてきました。 山形のラーメンには、必ずと言っていいほど、なぜか漬物が付きます。煮卵は、半分に切ってなくて丸ごと入っていました。ワイルドてすね!(笑)

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2023年6月 5日 (月)

八木家邸宅 (京都市中京区) 池田屋騒動之址 (京都市中京区)

おまけです。(笑)  

3日目の京都観光の最後は、新選組ファンとして以前から行ってみたいと思っていた、壬生 (みぶ) 屯所遺蹟 八木家邸宅と池田屋騒動・事件の地を訪れました。 

地下鉄烏丸線四条駅から阪急京都線で大宮駅下車、急ぎ足で八木家邸宅へ向かう。最終入場時間が16時30分だったので、何とか間に合いました。

八木家邸宅は、京都市役所文化財課から派遣された女性のガイドさんに 引率されて観てまわるツアー形式になっていました。本日最後のツアー参加者は、わたくしと東京から来たという新選組ファンの30代の男性のみ。ガイドさんとの対話形式で話が弾み、噂の真相的な話もいろいろ聞くことができて大満足でした。ガイドさんにとっても、新選組ファン二人が相手だったので話やすかったのでしょう。京都弁ってほんといいですね。
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八木家邸宅は、京都市の指定有形文化財になっています。

当時この辺り一帯は、田畑が広がっていて 「壬生 (みぶ) 村 」 と呼ばれていました。

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八木家邸宅

約160年前の幕末、この八木家邸宅で、芹沢鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司、山南敬助、藤堂平助らによって新選組が結成されました。

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八木家邸宅内部   撮影は一切禁止だったので、ネットから拝借。

ここが芹沢鴨の暗殺現場です。詳しくは書きませんが、芹沢鴨はいろいろあって近藤、土方、沖田らによって粛清・暗殺されたのです。手前の鴨居には、当時の刀傷が残されいました。さらに、天井には、昭和30年代頃まで 「血しぶき」 のあとが残されいたそうです。暗殺の凄惨さを物語ってますね。いやー、感動しました。小説や映画、ドラマのシーンが目に浮かびます。

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抹茶と京都銘菓 「屯所餅」 が付いた入場料は、1100円でした。

現在の八木家は、御菓子司 「京都鶴屋」となり、京都の四季や新選組をテーマにした和菓子を作っています。

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維新史蹟 池田屋騒動之址の碑

八木家邸宅を後にし、地下鉄東西線で池田屋騒動の跡地へと向かう。京都市役所前駅下車、徒歩5分くらいて到着。

今から約160年前の幕末、近藤勇率いる新選組隊士10名が、ここ旅籠 「池田屋」 において、20名の長州、土佐、肥後のテロリストを襲撃したのは、新選組ファンでなくても知っている有名な話です。当時、池田屋に集まったテロリストたちは、京都の町に火を放ち、会津藩主 松平容保 (まつだいら かたもり) を暗殺して天皇を拉致しょうとしていたのです。

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今は、 「旅籠茶屋 池田屋」 という居酒屋になっていました。

店の前には、池田屋騒動・事件の詳しい説明板がありました。さぞかし新選組ファンで繫盛しているのでしょう!(笑)

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京都河原町 三条通り

池田屋騒動之址の碑は、京都の河原町三条通り 三条大橋の近くにあります。

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2023年6月 2日 (金)

三十三間堂 (京都市東山区) 京都国立博物館 (京都市東山区)

4日目最終日です。いろいろ迷いましたが、三十三間堂を拝観してから京都国立博物館に行くことに決定。14時30分頃までに関西国際空港に行かなければならなかったので、午前中だけの京都観光となりました。

今回の旅行で どこに行っても目に付いたのが、中高年男性の一人旅と若い外国人の一人旅でした。わたくしも一人旅だったので、なんか嬉しくなりましたね。  そしたら、なんとタイムリーなことに、新聞の寸評に こんなことが書いてありました。

『最近定年後に 「卒業旅行」 を楽しむ話を多く耳にする。民間会社の調査では、一人旅が3割を超え、ホテル・旅館はお一人様プランを打ち出す。一人の時間を強いたコロナ禍が、風の向くままの一人旅を選ぶ 「新しい非日常」 をもたらしたといえる。 一人旅にハプニングはついて回る。ウォーキングやプールで足腰を鍛え、英会話を学んで備える年配の方も増えている。いくつになっても新しい何かに挑む姿が心強い。アンデルセンは、 「わたしにとって旅は精神の若返りの泉である」 と自伝に記した。湧き上がる好奇心に勝る、若返りの薬はないということだろう。』 なるほど!と思いました。

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帰りの支度をしてホテルを9時頃に出発。

京都駅のコインロッカーに荷物をデポして、バスで三十三間堂に向かう。

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入口側から見る 国宝の三十三間堂 (鎌倉時代)  

幅120メートルもある長大なお堂。実に壮麗な眺めでした。柱間が33あることから三十三間堂と呼ばれています。

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反対側から見る三十三間堂

日本一長い木造建築の三十三間堂には、1001体の千手観音立像や有名な風神・雷神の像も安置されています。これらは、全て国宝。

お堂内は見学できますが、撮影は一切禁止でした。

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雑誌の写真より

お堂内には、黄金に輝く等身大の1001体の千手観音立像が 120メートルに渡ってずらり。中央には、黄金の 「千手観音座像  (国宝)  」 が鎮座していました。 高さ3メートルもの巨像で鎌倉彫刻の傑作とされています。濃密で圧巻の景観に圧倒されっぱなしでした。

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明治古都館  (京都国立博物館)

最後は、三十三間堂の向かいにある京都国立博物館に寄ってきました。東京国立博物館なみの壮麗さ。観てて全く飽きなかったですね。

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同じく明治古都館  (京都国立博物館)

明治30年に帝国京都博物館としてオープン。今は、免震工事と補修工事、改装工事のため閉館中でした。リニューアルオープン日は未定とのこと。非常に残念でした。

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最近オープンした平成知新館では 「親鸞と名宝展」 が開催中。 明治古都館が閉館していたためか、多くの国宝を展示しているいう常設展は観ることができませんでした。またしても非常に残念でした。

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平成知新館より京都駅方面を望む

この辺りは、少し高台になっているのでしょう。展望が開けていました。

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関西国際空港にて  

京都国立博物館を見学後、京都駅に戻り昼食を摂り お土産を購入。その後、関西国際空港行きのリムジンバスに乗り込み古都・京都に別れを告げた。

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