« 2020年8月 | トップページ | 2020年10月 »

2020年9月

2020年9月25日 (金)

女川原発2号機再稼動 (宮城県女川町)

新聞によりますと 『石巻市議会が再稼働に賛成の陳情を採択したのを受け、石巻市長は9/24、女川原発2号機の再稼動に「同意」する意向を固めた。』 とのこと。これで再稼動に向けて大きく前進したようです。政治的、経済的な思惑があるのでしょうが、大きな被災地であり、市内の全域が原発30キロ圏内に入るという石巻市の市長が 「同意」 するとは思ってもいませんでした。

96854loih

福島第一原発事故の大惨事をもう忘れてしまったのでしょうか?まだ10年も経っていないのです。福島第一原発の事故により五つの町からは人が消え、いまだに戻ってきてはおらず町として機能していません。さらに、廃炉、汚染水処理、除染、賠償などに50兆円以上という膨大な費用がかかるとのこと。また、完全に廃炉にするまで早くても40年はかかるとのこと。こんなにも危険で厄介なもを再稼動するなんて狂気の沙汰です。しかも女川原発2号機は 「被災した原発」 なのです。速やかに廃炉にすべきです。
東日本大震災の被災地で原発を再稼動させるなんてことは絶対にあってはならないことです。震災、原発事故によって人生に絶望し、心に深い傷を負った人たちへの裏切り行為だと思います。

RCサクセションの歌にもありますが 「原発はいらねー!電力は余ってる!」 です。女川原発が稼動していなかった約10年の間、電力は十分あったし、節電するわけでもなくなんの不便も感じることはなかったのです。

RCサクセション 「サマータイム・ブルース」

|

2020年9月15日 (火)

月山 弥陀ヶ原湿原 散策 (山形県鶴岡市)

下山後、月山8合目の標高1450メートルに展開するの弥陀ヶ原湿原を散策してきました。一周すれば約3キロ、約1時間30分くらいの距離です。「いろは四十八沼」と呼ばれる池塘も多くあり一帯は高山植物の宝庫になっている。

約330年前、松尾芭蕉もこの湿原を散策してから月山に登ったようです。現在は、月山八合目まで車で行けますが、芭蕉の時代は、六合目まで馬で行き、ここから登山開始となったようです。月山は神が宿る修験者の山、46歳の芭蕉は旅に疲れた体にむち打って、月山登山を強行しました。しかも山頂に一泊して湯殿山に下るルート (出羽三山掛け)  で挑んだのでした。悪天候で寒くかなり難儀したようです。芭蕉は死を覚悟して神の山月山に登ったのでしょう。

『強力 (ごうりき) といふものに道びかれて、雲霧山気の中に氷雪を踏てのぼること八里、さらに日月行道の雲関 (うんかん) に入るかとあやしまれ、息絶え 身こごえて頂上にいたれば、日没にて月顕 (あらわ) る。笹を鋪 (しき)、篠 (しの) を枕として、臥 (ふし) て明るを待つ。』 松尾芭蕉 「おくのほそ道」 より

Img_72617

今登ってきたばかりの月山山頂を望む。湿原は、草もみじになりつつあり秋の装いでした。

Img_72397

大小さまざまな形の多くの池塘が散在し。まるで田んぼのように見えます。

Img_72367

大昔、月山の大噴火によってできたのが、この弥陀ヶ原湿原です。湿原のところどころにある石・岩は大噴火でてきた安山岩だそうです。

Img_70437

延々と続く木道。ミニ尾瀬という感じです。

Img_70417

これなんかは、ほとんど田んぼですね。雲に覆われてきましが後方は月山。

Img_70367

一番大きな池塘。草もみじも見ごろを迎えつつあります。

|

2020年9月12日 (土)

月山 (山形県鶴岡市)

「芭蕉46才、旅に疲れた体にむち打って神の山への登山を敢行・・・月山、湯殿山への登山は物見遊山ではない。出羽三山詣では、羽黒山が現世、月山が死の世界、湯殿山が再生を意味するという・・・」

9月9日(水)、「芭蕉も登ったコースでもある、月山8合目の羽黒山登山口から登ってきました。この日の天候は、午前中はますまずで、午後からは急速に曇ってきて、ところによっては雷雨との予報。これは、午前中勝負だなーと思い速攻で登ってきました。極端に暑くもなく快適なトレッキングができました。良かったです。

月山8合目登山口 (8:00発)→仏生池小屋→月山山頂 (10:45着) 月山山頂 (11:15発)→仏生池小屋→弥陀ヶ原 (みだがはら) 散策→月山8合目登山口 (14:00着) 約6時間のトレッキングでした。(休憩含む)

 Img_72647

登山口近くにある御田原篭参拝所の社、後方が月山山頂

Img_69657

月山8合目 標高1400メートル展開する弥陀ヶ原 (みだがはら) 湿原は、もうすでに秋の装いでした。

Img_69767

コース中間地点、月山九合目にある仏生池小屋。ここから山頂まで1時間10分くらいである。小屋の前には小さな池があり、直ぐそばには小さな祠があった。参拝者がかなり多いのだろう。お賽銭が溢れていました。「ソフトクリーム」ののぼりがあったので思わず寄っていただいてきました。うまかったです。(笑)

Img_69857

歩荷 (ボッカ) のお兄ちゃん。平均70キロという巨大な荷物を背負ってスイスイと登っていきます。なんと、あっという間に追い越されてしましました。まるで、ターミネーターです。人間じゃねー!(笑)

Img_70257

山頂手前付近からオモワシの山 (1828メートル) を振りかえり見る。初めての参拝者は、ここが山頂だと見誤ってガッカリすることになる。このことからいつしか「オモワシの山」と呼ばれるようになったという。

Img_70087

月山山頂を望む、山頂はもうすぐだ!

Img_70207

月山山頂(1984メートル)。 山頂には石垣で囲まれた月山本宮社殿が建っていて、標高を示す標柱もなにもない。夏場は、宮司さんが常駐しているので、500円を払って「お払い」を受けてから本宮社殿を参拝することになります。(山頂を踏むことになる)  

Img_70187

山頂から月山スキー場、湯殿山方面を望む。残念ながら鳥海山は見ることができませんでした。

月山山頂には巨大な碑あります。この碑の表には「八紘一宇(はっこういちう)」の文字が刻まれいます。 これは神武天皇の勅命だそうで、意味は、平たく言うと 「地球上のすべての民族が一つになって仲良く暮らすこと」です。 宮沢賢治的な世界平和の思想ですね。
月山は、崇峻天皇 (すしゅんてんのう) の第三皇子の蜂子皇子 (はちこのみこ) が開山したと伝えられていますので、天皇家とかかわりのある山なのでしょう。ふもとの羽黒山には、出羽三山を開山した蜂子皇子の墓があります。もちろん宮内庁管理の墓です。なんとこの墓は、東北にある唯一の天皇家の墓だそうです。

|

« 2020年8月 | トップページ | 2020年10月 »