ブリジストン美術館 (中央区京橋)
「未来の美術館に向けて、まもなく休館。 生まれ変わる前に、ぜひもう一度。 コレクションのベスト・オブ・ザ・ベストが一堂に結集!」 中央区京橋にあるブリジストン美術館は、ビルの新築工事のため休館になるそうです。そこで、休館前の最後の展示にふさわしい作品を一堂に結集させたとか。すごいです。素晴らしい絵のオンパレードでした。印象派の巨人、マネ、モネ、ルノワール、セザンヌ、ポスト印象派の巨人、ゴーギャン、マティス、ピカソなど、さらに、夭折した天才画家 青木繁の「海の幸」(重要文化財)、「わだつみのいろこの宮」(重要文化財)なども展示されています。まさに「ベスト・オブ・ザ・ベスト」の展示品でした。 #とんでもなく見応えがありますよー!(笑)
ブリジストン美術館入口付近。 28才という若さで夭折した天才画家 青木繁の「海の幸」ですね。美術の教科書には必ず載っている作品です。本物は初めて観ました。圧倒的な迫力と躍動感、存在感でした。近い将来、間違いなく国宝になる作品だと思います。 青木繁は、世間的な成功とは縁がなく、漂泊と放浪、放蕩生活の末に若くして亡くなったそうです。なんか、時代的なものも含めて、天才歌人 石川啄木と共通する部分が多いですね。(笑)
「わだつみのいろこの宮」、青木繁の作品です。古事記の物語を絵にしたものだそうです。素晴らしい絵です。この絵も近い将来、間違いなく国宝になると思います。 この作品には、文豪 夏目漱石も感銘をうけて絶賛したそうです。 しかも、なんと、小説「それから」の中にも、青木繁と「わだつみのいろこの宮」が登場します。 『いつかの展覧会に青木と云う人が海の底に立っている背の高い女を画いた。代助は多くの出品のうちで、あれ丈が好い気持に出来ていると思った。つまり自分もああ云う沈んだ落ち付いた情調に居りたかったからである・・・・』 (夏目漱石『それから』 より)
ルノワールの「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」 ブリジストン美術家で断トツの人気を誇る絵だそうです。 絵葉書の売上げも当然ナンバーワンとのこと。 愛くるしくて、可愛いお人形のようです。部屋に飾っておきたい!と思う人が多いのでしょうね。--------------------------------------------------------------------------------------
「腕を組んですわるサルタンバンク」、ピカソの新古典主義時代の代表作だそうです。 色づかいといい、シンプルで大胆な構図といい、一度観たら脳裏に焼き付いて忘れないようなインパクトのある作品でした。 ちなみに「サルタンバンク」とは、最下層の芸人のことで、各地を転々する大道芸人のことをさすようです。
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