キャットツアー (宮城県蔵王町)
この日は、雲ひとつない晴天。風もなく穏やかで、少し汗ばむほどでした。 冬になると存在感が増してくる アオモリトドマツを見ながらのツリーランは、気分爽快なひと時でした。 風の通り道にできたシュカブラ (吹雪によってできた不規則な波の様にうねった雪原、風雪紋) は、適度なギャップになって変化にとんだ滑りを演出してくれました。 #「キャットツアー」とは、雪上車と呼ばれるスノーキャットに乗って、バットカントリーに連れて行ってくれるガイドツアーのことです。 ハイクがない分、体力に自信のない人や純粋に滑りを楽しみたい人、初心者にはトライしやすいです。
#写真手前に見えるのがシュカブラです。 白い髭を蓄えた65才前後の登山者です。スキーシューを履いて休み、休み登っていました。樹氷観賞ツアーの観光客からは、「がんばってー!!」との声援が沸き上がりました。登山者は、その声援に手を振って応えていました。 登ってしまえば、後は滑り下りるだけ。至福の時が待っています。 この日は、奇跡的な晴天のためか、単独登山者が多かったですね。
チケットです。(笑) 最近、注目を浴びている言葉に「サイドカントリー」というのがあります。バックカントリーとスキーリゾートの中間にあるエリアを指しているようです。ゲレンデのリフト使って、オフピステのディープパウダーや非圧雪エリアを滑るというスタイルです。ただ、許可されたエリアは、まだまだ少ないですね。ほとんどがグレーゾーンエリアという感じです。(笑)
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