薬師岳 Ⅰ (岩手県遠野市)
早池峰山の大展望台として知る人ぞ知る、ピラミッド型の端正な山、薬師岳(1665メートル)に遠野大出口から登ってきました。 若い頃、早池峰山には3回ほど登ったことはありますが、そのたびに気になっていた山が薬師岳であります。 登りは、蒸し暑かったですが、晴れててまずまずでした。しかし、山頂に着いたとたんに、雨が降ってきて、またたく間に土砂降りの雨となり、全身ずぶ濡れとなりながらの撤収となりました。やれやれでした。(笑) #Ⅱに続く・・・・・
登山口にある表示板。 昔から遠野の人々は、早池峰山への登拝へは、この道を登っていたのです。 薬師岳には、花巻市大迫の小田超から比較的簡単に登ることができるためか、遠野からは、あまり登る人はいないようです。今回、他に登っている登山者はゼロでした。究極の単独でしたね。 おかげで自然に溶けこみ、自然と融合することができましたね。(笑)
登山口近くにある「又一の滝」。 「遠野遺産」にも選ばれています。滝の下あたりには、石碑やお不動様の祠、ベンチなどもあり絶好の休憩所になっています。ここからは、滝を右に巻いて登山道が続き、沢の上流を渡渉して、ブナの原生林の中を進みます。ところどころにタフな急斜面の登りもあり、蒸し暑さもあって、かなりバテバテでした。 #登りの時は、晴れてて滝も細かったのですが。。。。。
下山時の「又一の滝」。集中豪雨のため、こんなにも水量が増えていました。 このコースでは、沢を3ヶ所渡ります。2ヶ所には、丸太で組んだ橋が架けられていますが、もう1ヶ所、この滝の上流には橋がありません。たいした沢ではないので、普通は簡単に渡れます。しかし、今回、集中豪雨のため、「増水してたらヤバいなー」と不安がよぎりました。なんと、予想は的中!沢に着いてみると、とんでもないくらい増水していて、渡れない状態になっていました。「まいったなー!どうするべ?」とブツブツとつぶやく、つぶやきシロー状態。(爆) 登山口も近かったので、意を決して、トレッキングポールで水深を探りながら、登山靴を履いたまま渡ることにしました。沢の幅は、たいしたことはなかったのですが、流れが速く、水深も膝くらいまであって流されそうになり、こけて、膝を岩にぶつけて大痣を作ってしましました。(笑) やれやれ、散々な目にあいましたね。(笑)
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