最上屋旅館 (宮城県白石市鎌先温泉)
白石市は、「戦国BASARA」の影響で、伊達政宗の腹心 片倉小十郎の城下町として全国的に有名になりました。片倉小十郎は、伊達家の「知略」の代表!政宗のブレーンでもあります。 鎌先温泉は、そんな白石市の郊外、南蔵王 不忘山の麓の谷に湧く温泉です。日本秘湯を守る会 会員の宿 「最上屋旅館」はこちらをどうぞ。
最上屋旅館。 江戸期の旅籠旅館風な造りが印象的である。館内は、階段や手すり、柱などに、磨き抜かれた木をふんだんにを使っており、長い時の流れを感じさせてくれます。なにしろ、江戸時代の湯治宿としてはじまり、今でも自炊部の骨組みは江戸時代のままというから驚きである。
玄関を入ったところ。 左手奥に、受付、売店、喫茶室があります。 旅館での食事は、夕食、朝食ともにお膳で部屋食!朝食まで部屋食なんて今どきめずらしいです。純和風なおもてなしという感じかな。(笑) 温泉は、源泉がぬるめのため、加熱しているようですが源泉掛け流しです。硫黄臭はなく、鉄分を含んでるために茶褐色に濁っています。多少ぬるめですが、長時間入っていることができ、体が温まります。鉄分を含んでるためでしょうか、湯上り後もいつまでも暖かくぽかぽかした感じでした。さすが!!古くから「奥羽の薬湯」とよばれただけのことはありますね。(笑)
鎌先温泉最古の宿 (創業550年)「湯主 一條旅館」。谷の一番奥にあります。これは大正時代に建てられたものだとか。今は自炊部になっているのかな? でもご安心下さい。この奥には、超近代的な新館がど~んと立派に建っています。(笑)
最上屋旅館を望む。 正面の障子戸が開いてるところが泊まった部屋です。(笑) #この日は寒かった。夜にはみぞれが降ってきました。 鎌先温泉には、狭い谷の土地に「湯主 一條旅館」を筆頭に江戸期に創業した「最上屋」、「鈴木屋」、「木村屋」の木造二層三層の旅館が軒を連ねて建ち並んでいる。
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