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2011年8月28日 (日)

旧 ファミリー・タウンあぶくま (福島県 田村市)

断っておきますが、ここは、東日本大震災や福島第一原発事故の影響で廃業したのではありません。4~5年前、経営に行き詰まり廃業したのであります。   周りには人家もなく、福島第一原発事故の影響もあってか、まったく訪れる人もいないようです。 聞えてくるのは、沢の流れる音と虫の鳴き声のみ。。。。静寂に包まれていいました。 

Cimg09842「あぶくま高原ホテル」。  内部はかなり荒らされていました。ここには、ホテル、日帰り温泉施設、釣堀、結婚式場を兼ねた教会などがありました。   「廃虚萌え」という言葉があるそうです。 勃興と瓦解、栄光と悲惨、原野や山の中、都会の片隅に取り残され、見放され、静かに崩壊し、朽ちてゆく建築群。。。。このような廃墟に魅かれ、美を感じ、心地よく思う感覚。 うん、解るような気がします。(笑) 古代ギリシャやローマの廃墟、古代遺跡に対する思いと同じなのでしょう。

Cimg09742「エテルナ教会」。  こんな山の中で結婚式を挙げるカップルなんていたのでしょうか?(笑)  「エテルナ」とは、神に愛された王妃 という意味とのこと。結婚式場としてけっこう有名な那須高原の「アン・エテルナ教会」を模倣して作ったのでしょう。那須高原と阿武隈高原では、知名度もオシャレ度もかなり違いますね。(笑)

Cimg09767「エテルナ教会内部」。  ステンドグラスと十字架が光を集めて明るく輝いていた・・・・内部は、ほとんど荒らされてなく、照明器具や家具類、オルガンなども残っていました。 う~む、宗教の力なのか・・・・(笑)   世はまさに「廃墟ブーム」とのこと。「廃墟マニア」が日本中の廃墟に多数出没しているとか。 廃墟は、「文明」と「自然」と交わるところ。「文明」が「自然」に帰る場所でもあります。

Cimg097396送迎用のバスか? 内部は資材置き場になっていました。   「夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡」。。。芭蕉も平泉の廃墟を見て、滅びの美、繁栄のはかなさ、夢のはかなさに心を動かされ、感傷に浸ったのであります。

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