« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »

2011年8月

2011年8月28日 (日)

旧 ファミリー・タウンあぶくま (福島県 田村市)

断っておきますが、ここは、東日本大震災や福島第一原発事故の影響で廃業したのではありません。4~5年前、経営に行き詰まり廃業したのであります。   周りには人家もなく、福島第一原発事故の影響もあってか、まったく訪れる人もいないようです。 聞えてくるのは、沢の流れる音と虫の鳴き声のみ。。。。静寂に包まれていいました。 

Cimg09842「あぶくま高原ホテル」。  内部はかなり荒らされていました。ここには、ホテル、日帰り温泉施設、釣堀、結婚式場を兼ねた教会などがありました。   「廃虚萌え」という言葉があるそうです。 勃興と瓦解、栄光と悲惨、原野や山の中、都会の片隅に取り残され、見放され、静かに崩壊し、朽ちてゆく建築群。。。。このような廃墟に魅かれ、美を感じ、心地よく思う感覚。 うん、解るような気がします。(笑) 古代ギリシャやローマの廃墟、古代遺跡に対する思いと同じなのでしょう。

Cimg09742「エテルナ教会」。  こんな山の中で結婚式を挙げるカップルなんていたのでしょうか?(笑)  「エテルナ」とは、神に愛された王妃 という意味とのこと。結婚式場としてけっこう有名な那須高原の「アン・エテルナ教会」を模倣して作ったのでしょう。那須高原と阿武隈高原では、知名度もオシャレ度もかなり違いますね。(笑)

Cimg09767「エテルナ教会内部」。  ステンドグラスと十字架が光を集めて明るく輝いていた・・・・内部は、ほとんど荒らされてなく、照明器具や家具類、オルガンなども残っていました。 う~む、宗教の力なのか・・・・(笑)   世はまさに「廃墟ブーム」とのこと。「廃墟マニア」が日本中の廃墟に多数出没しているとか。 廃墟は、「文明」と「自然」と交わるところ。「文明」が「自然」に帰る場所でもあります。

Cimg097396送迎用のバスか? 内部は資材置き場になっていました。   「夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡」。。。芭蕉も平泉の廃墟を見て、滅びの美、繁栄のはかなさ、夢のはかなさに心を動かされ、感傷に浸ったのであります。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年8月25日 (木)

大滝根山 Ⅱ (福島県田村市)

大越の登山口から霧島権現コース経由で山頂を往復して、約2時間(休憩含む)のトレッキングでした。 登山道は、小さな沢に沿って続いていました。途中何回か沢を渡ります。中間部あたりは、踏跡はないし、コケはびっしり生えているし、笹は生え放題だしで、どこが登山道なのか一瞬分からなくなる部分も何度かありました。久しぶりにルートファインディングもしました。(笑)  まあ、初心者の人は完璧に迷いますね。登らないほうがいいでしょう。  

Cimg09646山頂のレーダー施設の隣にある峯霊(みねたま)神社。大滝根山は大正時代まで女人禁制の山だったとか。

Cimg09564山頂の北側にある梵天岩。 かなり大きな岩である。梯子がついていたので登ってみる。林より上に出ることができ、展望が一気に開ける。いい気分だ。ここで風景を楽しみながら、おにぎりをほうばった。(笑)

Cimg09611梵天岩から北東側方面を望む。 川内村にある自衛隊の基地(航空自衛隊入間基地大滝根山分屯基地)が見える。阿武隈高地の山並みが邪魔をして太平洋までは望めない。この方向にあるのが 福島第一原発である。 


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年8月24日 (水)

大滝根山 Ⅰ (福島県田村市)

福島県 阿武隈高地の最高峰 大滝根山(1193メートル)に登ってきました。 福島第一原発の30キロ圏内に位置しているためか、ほとんど登る人がいないのでしょう。登山道はかなり荒れていました。刈払いもされてなく登山道中間付近は、藪こぎ状態でした。 踏跡もまったくなく、登山道にある岩には、びっしりとコケが生えていました。やれやれ。当然、登っている人は皆無でしたね。(涙) おかげで、静かな、自然と同化したトレッキングができました。(笑)  

Cimg09461登山口付近に建つ案内板。 登山口は、阿武隈洞の近く、福島県田村市(旧大越町)にあります。このあたりは、「阿武隈高原中部県立自然公園」になっている。近くには、天然温泉付き?のホテルや教会などがありましたが、荒れ放題で廃墟と化していました。(涙)

Cimg09683中間付近にある巨大な岩。 ここには、なんと、大昔、霧島権現が祀られていたそうである。なんとも不思議である。九州の霧島信仰の象徴がこんなところに祀られているなんて・・・今回登ったコースは、霧島権現経由コースとも呼ばれている。  登山道は、ジメジメと湿気が多く苔むした岩があちらこちらに展開する深い樹林帯の中を通って伸びていた。眺望は全くない。まるで、「もものけ姫」に出てくるような森だ。

Cimg09558大滝根山 山頂。 山頂は、けっこう広々としていた。疎林に覆われていて眺望を良くない。2~3分進んだところににある「梵天岩」の上に登ると眺望が広がる。

Cimg09548自衛隊のレーダードーム。広い山頂部のほとんどを自衛隊のレーダー施設が占めていた。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年8月14日 (日)

日光白根山 Ⅱ (群馬県片品村)

かなり多くの登山者がいました。タフな斜面が続くので、さすがに高齢者は少なかったですが、いわゆる「山ガール」など、若い登山者がかなり多かったです。なんか、嬉しくなりますね。(笑)   山頂は、岩峰になっていてかなり狭く、記念写真を撮る登山者で溢れていました。   仙台(3:30発)→宇都宮→日光市→金精峠→群馬県片品村菅沼口(7:50着) 菅沼登山口(8:00発)→阿弥陀ヶ池→山頂(11:00着)→阿弥陀ヶ池→菅沼登山口(13:45着) 休憩含む。約5時間45分のトレッキングでした。

Cimg09205山頂直下付近の登り。 阿弥陀ヶ池からは、ひたすら急坂を山頂まで登り詰める。タフな急斜面が続いて かなりしんどい。おまけにガスで眺望もほとんどきかないので、ますます滅入ってくる。(笑)   登山口から阿弥陀ヶ池までも、ダケカンバの深い樹林帯の中をを進むので、眺望はほとんどない状態。暑かったら、登るのがいやになり途中で引き返していたでしょう。(爆)

Cimg0924山頂の様子。山頂付近にはいくつかの岩峰が複雑に入り組んでいて、そのなかの最高点がピークになっている。鳥海山の山頂にちょっと似ている感じかな。  山頂には、次々と登山者が登ってきまた。混雑を避け、写真を数枚撮って、早々にピークを下りてきましたね。やれやれ。 

Cimg09282丸沼を俯瞰する。 山頂著直下の下り。  風が強くなり、ガスがとれて展望が広がってきた。思わず声を上げたくなるほどの景観が展開する。素晴らしい!ラッキーだった。 丸沼高原には、スキー場のロープウェイがあり、これを利用した登山者が続々と登ってきていた。  

Cimg09326阿弥陀ヶ池を俯瞰する。 上のほうには、菅沼も見える。高度感がすごい。 このあたりは、急斜面になっていて、浮石がごろごろしている。けっこう下るのが大変だ。トレッキングポールを上手く使いながら、足をとられないように慎重に下る。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年8月11日 (木)

日光白根山 Ⅰ (群馬県片品村)

栃木県の日光市から金精峠を越えて群馬県片品村に入り、キャンプ場のある菅沼登山口から登ってきました。 山頂付近は、けっこう寒かったです。風が強く、ガスが吹き付けて、眺望は全くだめでした。(涙)  標高が高いためか、終日涼しく、快適な登山ができましたね。  帰りは、「日本ロマンチック街道」を群馬県の沼田市まで下り、関越自動車道→北関東自動車道→東北自動車道と乗り継いで帰ってきました。 赤城山を望みながら、関越道、北関東自動車道を運転して来ました。いやー、気分が良かったです。(笑) 赤城山は、けっこう登山意欲をそそる山ですね。 #Ⅱに続く・・・・・・

Cimg09221日光白根山山頂(2578メートル)。山頂はこの通り!気温はなんと18度!(プロトレックにはトリプルセンサー・・・コンパス、気圧・高度計、温度計、が付いている)風があったので体感温度はもっと寒かった。思わずウィンドブレーカーを着込みました。   関東圏での最高峰であり、その山頂からは日本アルプスまで望めるという360度の大パノラマは、まったくだめでしたね。(涙)

Cimg09007菅沼登山口。 7時50分ころ着きましたが、ご覧の通り駐車場は、ほぼ満車状態でした。ほとんどが関東ナンバー車で、他に関西ナンバーの車が数台ありました。   抜きつ、抜かれつ登っていた地元群馬県のグループの人が、下山後、仙台ナンバーの私の車を見つけて話しかけてきました。 「仙台から来たのですか?震災で大変でしたね。自宅は大丈夫だったのですか?」  「ええ、朝の3時半に出てきました。自宅は内陸にあったので津波ではやられませんでしたが、半壊しました。でも、今は、すっかり落ち着きましたね。」 「そうですか、それは大変でしたね。今日は、どこかに泊まるのですか?」  「いえ、これから沼田市に下って高速道で帰ります。日帰りです。」 びっくりした様子で 「そうですか!遠いですね。気をつけて!」。。。。。なんか、さすがに、どこまで行っても高速道路が無料なんです、とは言えませんでしたね。(笑) 

Cimg09054阿弥陀ヶ池。深い緑に囲まれた火口湖である。 ここから山頂までは、1時間弱くらいだ。タフな急斜面が待っている。。。。このあたりでも標高は2200メートルくらいある。かなり涼しい。池の西側はシラネアオイの群生地になっている。鹿の食害がひどいようで、群生地は電気作で囲まれていた。やれやれ。

Cimg0938五色沼を俯瞰する。 周りを山々に囲まれ、静かにたたずんでいた。コバルトブルーの湖面が美しい。 深田久弥の「日本百名山」によれば、信仰登山が盛んだったころ、この五色沼は「魔ノ湖」と呼ばれていたそうです。火口湖であり、当然酸性度が強く、生物の痕跡が一切ない湖だったからでしょうか?。。。。。ここから山頂までは、約50分くらいだ。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »