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2010年8月26日 (木)

聖地巡礼(笑) Ⅷ 「岩手山(2036メートル)」

賢治が愛してやまなかった岩手山。旧制盛岡中学2年生の時、初めて登って以来、なんと、わずか37年の生涯で30数回も登っているのです。すごい、ほとんど岩手山山岳ガイドですね。(笑)  てな訳で、昨日、賢治も好んで登ったという柳沢コース、岩手山神社のある滝沢村馬返しのキャンプ場から登ってきました。ただし、八合目の避難小屋まで。視界まったくの不良、濃いガスと時折激しく降る雨の為、ずぶ濡れ、最悪の状況でした。山頂まで行ってもつまらないと思い引き返して来ました。やれやれです。(笑)    馬返しキャンプ場(7:00発)→三合目新旧道分岐→八合目避難小屋(10:30着)休憩含む。 

Cimg6958馬返しキャンプ場の登山口。 岩手山、古くは巌鷲山と呼ばれ、信仰登山が盛んだった頃、この柳沢口が表参道であった。科学者 宮沢賢治も信仰登山にあこがれたのだろうか? 30数回登った内、半分以上がこのコースからの登山だったという。---------------------------------

Cimg6960「そらの散乱反射のなかに 古ぼけて黒くゑぐるもの ひしめく微塵の深みの底に きたなくしろく澱むもの」 『「岩手山」 春と修羅 第一集』より。。。この四行詩は、賢治が岩手山山頂で詠んだものである。。。。獅子頭が祀られている七合目の鉾立から山頂を望む。 一瞬、雨が止み、ガスが晴れて、山頂が姿を現した。。。。。ここまでは急斜面の連続でかなり汗をしぼられる。おまけに火山特有の砂礫の道となってるため登りづらい。 

Cimg6961八合目の避難小屋。ガスが覆い、雨が激しくなってきた。登山はここまで。ここには、賢治もお気に入りだった「御成清水」という冷たくて美味しい水がふんだんに湧き出ている。----------------------------------------------------------------------------------------------

Cimg6971岩手山神社、馬返しのキャンプ場からかなり手前にありまます。信仰登山が盛んだったころ、岩手山自体が御神体と考えられていたため、この神社には社殿がなかったという。 賢治の時代は、ここから登りはじめたらしい。賢治の登山スタイルは、ほとんどが単独行であったと言われています。山を楽しむと同時に科学的な地質調査や火山調査も大きな目的だったのでしょう。 


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