旧奥州街道を歩く Ⅰ
宮城県栗原市金成有壁(有壁宿)から岩手県一関市(一関宿)を通る旧奥州街道には、一部ではあるが江戸時代当時の街道がそのままの姿で残されていて歩くことができる。 有壁宿は北東北諸大名の休息等に利用され、今でも当時の武家生活の雰囲気を漂わせている。
旧奥州街道沿いにある有壁本陣跡。御成門や中座敷が残されて、国の重要史跡に指定されている。 明治天皇の東北巡行の際には、ここ有壁本陣で休息したという。。。。。
有壁本陣前の奥州街道をしばらく歩くとと「伊勢堂林道」に出る。このあたりが「肘曲がり坂」と呼ばれる場所で、なかなかいい雰囲気の林道である。
緩い坂の途中にある「肘曲がり坂」案内板。 この辺は、まさに「奥の細道」という感じだが、実は芭蕉はここを通っていない。芭蕉は、奥州街道の東側を通る脇往還の一関街道を通り平泉に向かった。現在の国道342号線とほぼ重なる道である。ちなみに、「脇往還」とは五街道から派生する道、または、それ以外の主要な道のことである。
林道途中から左側に入る道があり、ここからが江戸時代そのまの奥州街道である。整備されているとはいえ、ほとんど歩く人はいないのだろう、下草がびっしりと生えていた。
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