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2009年6月

2009年6月20日 (土)

旧奥州街道を歩く Ⅱ

日本の国策に愛想を尽かした人々が「吉里吉里国」として独立する、井上ひさしの長編小説「「吉里吉里人」の舞台は、なんと、宮城県栗原市北部のこのあたりなのである!!  『。。。。。ある六月上旬の早朝、上野発青森行急行「十和田3号」を一ノ関近くの赤壁で緊急停車させた男たちがいた。「あんだ旅券ば持って居が」 。。。』 吉里吉里人より   この「一ノ関近くの赤壁」とは有壁(ありかべ)のことですね。間違いなし!!(笑)

Cimg5707緩い登りが続く。心地よい涼しさだ。森林浴にはもってこいの道だ。(笑)

Cimg5712緩い下りになる。道も少し広くなる。この先で、田んぼなどのある少し開けたところに出る。

Cimg5713壊れた案内板があった。「市乃関」?? なんか字が違ってるような気が。。。。(笑)

Cimg5715開けたところから、道は、また森の中へと続いていた。小さな峠を越えると道は下り坂となる。 このあたりは、もう一関市だろう。 江戸時代には「鬼死骸村」とよばれていたところである。ここも、横溝正史的な村名ですね!!(爆) 今も地名として残っている。

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2009年6月16日 (火)

旧奥州街道を歩く Ⅰ

宮城県栗原市金成有壁(有壁宿)から岩手県一関市(一関宿)を通る旧奥州街道には、一部ではあるが江戸時代当時の街道がそのままの姿で残されていて歩くことができる。 有壁宿は北東北諸大名の休息等に利用され、今でも当時の武家生活の雰囲気を漂わせている。

Cimg5719旧奥州街道沿いにある有壁本陣跡。御成門や中座敷が残されて、国の重要史跡に指定されている。 明治天皇の東北巡行の際には、ここ有壁本陣で休息したという。。。。。

Cimg5702有壁本陣前の奥州街道をしばらく歩くとと「伊勢堂林道」に出る。このあたりが「肘曲がり坂」と呼ばれる場所で、なかなかいい雰囲気の林道である。

Cimg5700緩い坂の途中にある「肘曲がり坂」案内板。  この辺は、まさに「奥の細道」という感じだが、実は芭蕉はここを通っていない。芭蕉は、奥州街道の東側を通る脇往還の一関街道を通り平泉に向かった。現在の国道342号線とほぼ重なる道である。ちなみに、「脇往還」とは五街道から派生する道、または、それ以外の主要な道のことである。 

Cimg5710_2林道途中から左側に入る道があり、ここからが江戸時代そのまの奥州街道である。整備されているとはいえ、ほとんど歩く人はいないのだろう、下草がびっしりと生えていた。

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2009年6月12日 (金)

骨寺村荘園遺跡を歩くⅡ (岩手県一関市厳美町)

骨寺村荘園遺跡は、鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」にも記載されているという。。。。。。周辺の山々には、去年の地震による土砂崩れの跡がまだ生々しく残ってる。国道もこの村の先で通行止めになっている。そのため、残念ながら、村の最奥にある山王窟(さんのうのいわや)には登ることができなかった。。。。ここからの眺望は素晴らしいらしい。。。

Cimg56521駒形根神社前にある説明板。山と川(磐井川)に囲まれた荘園の大きさが分かる。------------------------------------------------------------------------------------ 

Cimg5672駒形根神社。骨寺村絵図では「六所宮」「馬頭観音」と記されていて、栗駒山を祀った神社である。 絵図には「駒形根」として栗駒山も大きく描かれている。この村の生活にとって栗駒山は重要な山だったのでしょう。 #骨寺村荘園絵図はこちら。 ------------------------------------------------------------------------------------

Cimg56532「現在も山々に囲まれた地域には、曲がりくねった水路や不整形な水田が広がり、イグネ(屋敷林)に守られた家々が点在し、神社や小さな祠が要所に祀られています」 パンフレットより -----------------------------------------------------------------------------------

Cimg5663荘園の真ん中付近にある若神子社(わかみこしゃ)と呼ばれる小さな社である。 後方には、屋敷林に囲まれた中世以来の景観が展開する。これらは、中世の「田屋敷型散居集落」の景観で、中世における百姓支配の方式であるという。。。。。

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