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2009年4月19日 (日)

「セロ弾きのゴーシュ」

科学者 宮沢賢治が書いた童話が「グスコーブドリの伝記」なら、「セロ弾きのゴーシュ」は、音楽家 宮沢賢治が書いた童話だと思う。 賢治はオルガンを弾きこなし、セロ(チェロ)も弾き、作詞作曲もし、クラッシック音楽を主としたレコードコレクターでもあった。 「セロ弾きのゴーシュ」には、ベートーベンの「交響曲第六番 田園」やシューマンの「トロ(イ)メライ」等、実際の曲や架空の曲まで登場する。    『「先生、そうお怒りになっちゃ、おからだにさわります。それよりシューマンのトロメライをひいてごらんなさい。きいてあげますから。」「なまいきなことを云うな。ねこのくせに。」。。。。。「トロメライ、ロマンチックシューマン作曲。」猫は口を拭いて済まして云いました。』    なんと、賢治は、クラッシック以外にも「ジャズ」のレコードも持っていたらしい.・・・・・「ではね、『愉快な馬車屋』を弾いてください。」 「なんだ『愉快な馬車屋』ってジャズか?」 「ああこの譜(面)だよ。」狸の子はせなかからまた一枚の譜(面)をとり出しました。」・・・・・・・・#シューマンの「 トロイメライ」はこちら。(笑) 

Img553561531_4なんと、賢治は、80年も前に、音楽による医療効果、癒し効果を知っていたのである!なんというアバンギャルドな感性か!(笑)   野ねずみの親子が、病気を治して欲しいといって、水車小屋に住むゴーシュのところにやってくるのである。  『「先生、この児があんばいがわるくて死にそうでございますが先生お慈悲になおしてやってくださいまし。」。。。。「先生、それはうそでございます、先生は毎日あんなに上手にみんなの病気をなおしておいでになるではありませんか。」。。。。「だって先生先生のおかげで、兎さんのおばあさんもなおりましたし狸さんのお父さんもなおりましたしあんな意地悪のみみずくまでなおしていただいたのにこの子ばかりお助けをいただけないとはあんまり情ないことでございます。」。。。。「何だと、ぼくがセロを弾けばみみずくや兎の病気がなおると。どういうわけだ。それは。」。。「はい、ここらのものは病気になるとみんな先生のおうちの床下にはいって療すのでございます。」』

Cimg5542_2賢治愛用のセロ(チェロ)。 妹トシ愛用のバイオリン(右下)。 左が側が「セロ弾きのゴーシュ」の原稿。  賢治は、セロ(チェロ)の上達を熱望し、上京してプロの先生に就いて特訓を受けている。


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