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2008年12月 3日 (水)

遠野物語 Ⅶ

「昔ある処に貧しき百姓あり。妻はなくて美しき娘あり。また一匹の馬を養う。娘この馬を愛して夜になれば厩舎(うまや)に行きて寝(い)ね、ついに馬と夫婦になれり。ある夜父はこの事を知りて、馬を連れ出して桑の木に吊り下げて殺したり。 (中略) 死したる馬の首に縋(すが)り て泣きいたりしを、父はこれを憎みて斧を持って後ろより馬の首を切り落とせしに、たちまち娘はその首に乗りたるまま天に昇り去れり。オシラサマというのはこのとき成りたる神なり。」 遠野物語69話より  北東北の広域にわたって、古くから人々に浸透している信仰に「オシラサマ」がある。

Cimg51412遠野の伝承園にあるオシラサマ。 オシラサマは、30センチくらいの桑の木でできた神様であり、本来馬型と人型で1対とされる。う~む、人馬1体か?(笑)  毎年「オセンダク」と呼ばれる布を着せられるという。----------------------------------------------------------------------------

Cimg51391伝承園のオシラ堂。 北東北各地のオシラサマが集められて展示してある。その数約1000体!!なんか異次元の空間にいるようだ。圧倒される。 オシラサマ、オクナイサマは、馬の神様、蚕の神様、農業の神様と言われている。

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