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2007年6月

2007年6月17日 (日)

宮城県鳴子温泉~山形県最上町堺田

「日既に暮れければ、封人家を見かけて宿りを求む。三日風雨荒れて、よし無き山中に逗留す。。。。。「蚤虱 馬の尿する 枕もと」 おくのほそ道 より

宮城県鳴子温泉の小深沢~大深沢~中山峠の難所を越えた芭蕉と曽良は、ヘトヘトになりながら、やっとの思いで山形県最上町の「封人(ほうじん)の家」(旧有路家)にたどり着いた。 封人の家とは、出羽の新庄藩領堺田村にあった国境を守る役人の家のことである。 芭蕉と曽良は、大雨にたたられ、ここに二泊したのであった。 この時生まれた歌がこれである。

Cimg35451「封人家」(旧有路家、重要文化財)。 おくのほそ道の道中で、芭蕉宿泊の家がそのまま残っているのは、唯一ここだけである。

Cimg35623JR陸羽東線堺田駅。標高338メートル、鳴子温泉と山形県最上町の堺にある。駅前は、日本で二番目に低い「分水嶺」の公園として整備されている。

Cimg35532北から流れてきた用水路が東西に分かれて流れている。右に流れれば、江合川、北上川を経て太平洋へ!左に流れれば、小国川、最上川を経て日本海へ!なんともロマンだなー(笑) しかも、ここのように、はっきりと水が分流している様子を見られるのは、全国的にも非常に珍しいとのこと。

Cimg35644街並みも無し、家も数件あるのみ、なんでこんなところに駅があるのや?って感じ。いわゆる秘境駅と言われる部類です。(爆)#もちろん無人駅。 芭蕉と曽良は、堺田駅の西側を通り山刀伐峠へと向かったのである。。。。。

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2007年6月16日 (土)

刀切伐峠(山形県最上町~尾花沢市)を歩く

「究境(がっちりとした)の若者、反脇差指(そりわきざし)をよこたえ、樫の杖を携えて、我々が先に立ちて行く。。。。高山森々として一鳥声聞かず。。。。」 「おくのほそ道」より。 道中の最大の難所であった刀切伐峠越、元々は、一般の人々が通る道ではなく、修験者の通る道であった。

Cimg35401尾花沢市側の入口付近。ここから峠のトップを往復しても約1時間くらい。歴史の道として整備されている。

Cimg35262ブナやナラの木に覆われた気持ちの良い登山道が続く。 ここ刀切伐峠全体は、「出羽街道刀切伐峠越」として国指定の史跡になっている。

Cimg35313刀切伐峠のトップには、峠の目印となる子持ち杉の大木と子宝地蔵の祠、あと、「おくのほそ道」の一節を刻んだ石碑がある。
Cimg35364刀切伐峠の芭蕉と曽良!(笑) 峠の標高は470メートルである。たいした山ではないが、鬱蒼とした森林に覆われ、二十七曲がりと呼ばれる急斜面の登りになっいるため、芭蕉の時代(三百数十年前)には、とんでもない難所であった。

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2007年6月 3日 (日)

駒の湯温泉

ブナの原生林に囲まれた静かな一軒宿。加水・加温一切なしの源泉掛け流しの名湯・秘湯である。ほんのりと硫黄臭のするカルシウム硫酸塩泉で、切り傷、打撲傷、高血圧、糖尿病、婦人病等によく効くとか。。。。帰りに入ってきました。傷だらけのボロボロの体には、ほんとによく効きましたね!(笑) 

Cimg31321#入浴のみ400円。 ちなみに、石鹸・シャンプーは無いので、ご持参ください。 詳しくはこちらをご覧ください。
Cimg31262御沢中間部、雪渓の切れ目に、ひっそりと咲いていた水芭蕉。なかなか、微妙な雰囲気がありましたね。(笑)

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2007年6月 1日 (金)

栗駒山Ⅲ(御沢コース~御室上部で撤退)

#なんか、右足首が少し腫れてきた。なかなか痛みがとれない。軽い捻挫かもしれない。御沢に残る、やせた中途半端な雪渓を渡っているとき、二度ほど踏み抜いて、落ちてしまったのでした。やれやれ。   まあ、なんというか今回は、御沢を下ってしまった。(笑) 御沢コースは、数回登っているが、こんな経験は、初めて!! 下るのは、膝に負担がかかるし、かなり大変! やっぱり、沢は、登るものです。 この御沢(表掛け)コースは、梅雨明けの渇水時期に登るのが一番! この時期なら安全、快適なトレッキングができるはずです。

Cimg31179御室付近。崩壊が進む雪渓の壁から、大地森(1155メートル)を望む。ここまで、登るのにかなりの時間を費やしてしまった。

Cimg310310御室の溶岩岩壁、巨大なクレパスが口を空けていた。上部は、雪庇状になっていた崩れそうだ。恐る恐る覗いてみる。かなり深い。落ちたら、這い上がるのは無理だろう。。。。ちょっと怖かった。 後方に見える山は、虚空蔵山(1404メートル)

Cimg310111登ってきたところを振り返って見る。まだ、5月下旬だというのに、崩壊のスピードが速すぎる。雪が少なかったのか? 大小のクレバスが口を空け、丸みがとれて、切れ込んで、急な斜面になっていた。

Cimg311212ここが、撤退地点です。御室から15~6分登った付近。 雪融けが急速に進み、雪渓の丸みが、すっかり無くなっていた。 前方のほうは、なんとか進むことができそうな感じだったが、手前の足元の部分は、ほとんど雪の壁、絶壁状態でした。滑落したらと思うと、ぞっとしましたね!(笑)

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