月山 (山形県西川町)
スノーボードを背負って月山に登ってきました。天候にも恵まれ、気分爽快!最高のトレッキング&スノーボードができました。 先週もスノーボードで滑ったので、まあ、足慣らしは不要かなと思い、リフト1回券を購入し、バックパックとトレッキングポールを抱えてリフトに乗り、月山上駅へと向かいました。 いざ月山へ!! 月山駐車場(8:45発)→月山リフト→牛首→月山山頂→月山スキー場→駐車場(15:15着) 約6時間30分のトレッキング&スノーボードでした。
月山上駅付近。ここから姥ヶ岳、紫灯森(さいとうもり)の東斜面をトラバースして牛首の稜線に向かいます。 ボードがずしりと肩に食い込む!(笑)---------------------------------
牛首手前付近から望む。残雪の朝日連峰が素晴らしい! ボードを背負って登るのは、2時間が限界ですね。(笑) かなりの重量になるし、月山は急斜面の雪渓登りもありますので、けっこうヘトヘトになります。そんな訳でか、ここ2年~3年でスプリットボードの愛好者がかなり増えました。 この日も、女性1人を含む40歳代くらいの5人のパーティーの方がスキーで登っていました。 よく見てみると、スキーではなく、なんとスプリットボードでした。5人全員がスプリットボード!いやー、びっくりしました。 雪渓の切り目付近でスノーボードに組立ててからデポして、月山山頂に登っていました。 「やっぱりスプリットボードかなー。。。でも年に1回~2回くらいしか使わないしなー。。。」などと登りながらいろいろ考えていました。(笑) わたくしの場合、ブランクはありますが、どちらかというとスノーボードよりスキーのほうが得意なので、スプリットボードで登ってもシールをはがして、そのまんま滑り降りてきそうで怖いです。(笑) #スプリットボードはこちらをどうぞ。
牛首手前付近から望む月山山頂。山頂は、まだまだだ。。。。山頂に登る前に一本滑ろうと思い、牛首のピークから西俣沢に向かって滑ってみました。 水をたっぷり飲んで休憩をとり、体力の回復を待つ。ザックを背負い、体にぴったりと固定する。ゴーグルをセットし、大きく深呼吸をして西俣沢に向かってドロップ。滑り出しの急斜面を大曲カービングターンで滑りこんで行く。ターンのたびに集中力が高まり、音が消えた、感覚的にも、精神的にも無になった。。。。。ボードが重い。登り返しが大変でした。山頂に登る前にヘトヘトになりました。(笑)
牛首のピークが見えます。 山頂直下、西俣沢の上部付近のここで雪渓が切れていました。爽快な雪渓登りも終了です。下からはスノーボーダーとスキーヤーのパーティーが登ってきていました。 ここにボードとパックパックをデポして山頂に登ってきました。
小高い丘が月山(1984メートル)山頂で月山神社のあるとこです。 山頂までは登る予定ではなかったのですが、あまりにも天気が良かったので、とりあえず登ってきました。(笑)-----------------------------------------
月山の南東側に展開する大雪城。 写真では伝わらないと思いますが、まだまだとんでもなくドデカイ雪渓が残っていました。雪渓を下ってみましたが、しばらく進むと雪渓は、ストンと急になるので、山頂側からはすぐに見えなくなります。そのため山頂から見たのでは、大雪城の広大さは分からないです。 スキーやスノーボードを担いでここまで登ってくるのは大変ですが、是非、大雪城の斜面を滑ってみたいです。でも登り返しが大変です。(笑)
月山山頂から湯殿山コース側に少し下ったところに立つ「芭蕉の句碑」。 朝日連峰をバックに裏側から撮影しました。(笑) 正面には、『雲の峯 幾つ崩て 月の山』 と刻まれています。 芭蕉は、約320前に月山に登っています。 芭蕉46才!神の山 月山への登山を強行! 『息絶え、身こごえて、頂上にいたれば日没して月現る。 笹を敷き、篠を枕として、臥して明るくなるを待つ。日出でて雲消ゆれば、湯殿に下る。』 (松尾芭蕉 『おくのほそ道』 より) まさに、死を掛けた登拝でした。
山頂直下、西俣沢の上部付近より姥ケ岳方面を望む。 ここから姥ヶ岳下までは、ほぼ一気。遮るものは何もない。。。。。右下のほうに休んでいるスノーボーダーが見えますが、彼もスプリットボードでした。 ボードを担いで登っていたのは、わたくしを含めて4人くらいでした。やれやれ。(笑)
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