東北大学 片平キャンパス Ⅱ
中国の文豪 魯迅(ろじん)は、若き日、医者をこころざし、ここ旧仙台医学専門学校に留学している。 当時、公私ともに親身になって面倒を見たのが、解剖学の教授 藤野先生であった。 『。。。仙台をはなれようとする数日前、先生は私を自分の家に呼んで、私に一枚の写真を下さった。裏には「惜別」の二つの文字が書かれてあった。』 魯迅の短編「藤野先生」より。魯迅は、この写真をずっと家に飾っていたという。。。 太宰治の小説「惜別」は。。。。仙台を舞台に留学生時代の若き魯迅と日本人学生のほのぼのとした交流を描く。。。。このエピソードがモデルになっている。 チェーホフやプーシキンが好きだった太宰、 実は、魯迅も好きだったらしい。。。。(笑)
キャンパス内にある魯迅の胸像と仙台医学専門学校跡地の碑。 魯迅は、明治37年に来日し、仙台に滞在したのは僅か1年半であった。 講義の合間に上映された日露戦争の幻灯で、中国人が銃殺されるシーンを見て、医学を捨て、文学によって中国を解放しようと決心したという。。。。
史料館内、魯迅のコーナー。 藤野先生が朱書きで添削した魯迅の講義ノートのレプリカも展示されていた。このノート、中国では門外不出で国宝級の扱いだとか。。。。
キャンパスの近く、片平丁にある魯迅が下宿していたところ。碑も建っている。現在の建物は昭和初期に建てられたものらしい。。。。隣は、新築レストランの工事中だった。(笑) まわりは、オシャレなレストランやカフェ、マンションが立ち並び、ここだけ時間が止まっているようであった。
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